東京都全体・広域の記事 (最終更新:2006)
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未記入は朝日新聞
2006.12.23
  • 東京都の人口、1300万人がピーク
  • 都が推計
  • 2015年までに50万人増
  • 東京都の人口が今後10年間増え続け、2015年(平成27)頃にピークの1308万人に達するとの推計を都が明らかにした。
    • 日本全体の人口は2005年(平成17)から減少傾向に転じたが、都では今後10年間で約50万人増える計算。
    • これまでは就職や住宅購入時に転出する若い世代が多かったが、地価下落で都内にとどまる人が増えている。
    • 都は「現状から推察すると、10年後まで人口増が続くのは全国で東京圏だけ」と分析。
  • 東京への人の流れは、@10代後半で大学進学や就職などで地方から転入A20〜30代に結婚や転勤で転出−という傾向が長年続いていた。
    • ところが2005年(平成17)までの5年間で見ると、初めて20代以降の全世代が「転入超過」になった。
    • 「晩婚化が進み、就職後も都心で一人暮らしをする人が増えたのでは」と担当者。
    • 同じ5年間では0〜4歳も初めて転入超過に転じており、地価下落で都心の住宅を買えるようになった若い世代の転出者が減ったとみられる。
  • 試算では神奈川、千葉、埼玉の3県を加えた「東京圏」でも人口は増え、2015年(平成27)には3530万人に達する。
    • 一方、大阪圏(2府2県)は1970年代(昭和45)以降、転出超過が続き、名古屋圏(3県)はほぼ横ばいで推移している。
  • 一方、10年後の東京では75歳以上が約150万人になり、うち42万人が一人暮らしと推計。
    • 一人暮らしの比率は3割になり、全国的な予測値である2割を上回る
2006.10.22
  • 横田空域大幅返還へ
  • 在日米軍再編に絡む米軍横田基地(東京都昭島市・立川市・羽村市・福生市・武蔵村山市・瑞穂町にまたがる)が航空管制している横田空域の一部返還問題で、羽田、成田両空港を発着し西日本などを結ぶ旅客機の「障壁」となっていた空域南側の大幅返還が実現する見通しになった。
    • 空域の都心よりの高度が現在の約3700メートルから約2400メートルに下がり、そこから天井部にあたる高度約5500メートルまでの空域が階段状に幅広く返還され、日本側が航空管制を行う。
    • 同空域を避けるために東京湾上空で急上昇して上空を飛び越えるか、遠回りしていた羽田、成田発着の西日本、九州、北陸方面便はより短い経路を飛べるうえ、緩やかに上昇、下降ができるので燃料の節減につながる。
    • 西日本方面の場合、返還によって飛行時間を約9分、燃料を約10%節減できる。
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2006.10.26
  • 新宿−青梅かち歩き大会
  • 38年前に鍛練から始まった43キロ 
  • 災害時に動揺しない体験の場にも
  • 新宿から青梅までの青梅街道と新青梅街道を、飲まず、食わず歩き抜く「第75回新宿−青梅43キロかち歩き大会」が開かれる。
    • 青少年交友協会が38年前から毎年春と秋の2回、途切れることなく開催してきた大会。
    • 3年前、距離の短い23.5キロの「新宿−東村山コース」もできた。
  • 大会は1969年(昭和44)、青少年の自己鍛練の場を目指して始まった。
    • 世界各地を巡って帰国した当時27歳の森田理事長が、当時の日本の子どもが「もやしっ子」と揶揄されているのを見て、子どもたちに体力を付け、心身を鍛える場を提供したいと大会を立ち上げた。
  • 朝8時半、新宿中央公園(新宿区)を出発。
    • 10キロまでは、準備運動も兼ねて集団で歩く。
    • その先は、各自の速さで歩き、ゴールの青梅総合体育館(青梅市)まで10時間以内で完歩すると、完歩証がもらえる。
    • コースを車8台が巡回する。
  • かつては、小中学校の教師が生徒を連れて参加することが多かったが、最近は万一の事故や責任を恐れてか、学校の参加はほとんどなく、大学の運動部員も激減した
  • 一方で、40代以上の参加者は増えている。
    • 「38年間の参加者の流れを追うと、日本人が大きく変わったことを実感させられる」と理事長。
  • 参加者の多くが苦しむのは35キロ地点(瑞穂町箱根ヶ崎付近)。
    • 疲れがたまり、足が棒になり、靴ずれ、空腹、のどの渇き・・・。
    • それを乗り越えてゴールにたどり着くと、言いようのない達成感がある。
    • 泣きながらゴールする人もいる。
    • 7割近くが完歩する。
  • 参加者が4000人を超えたこともあったが、最近は1500人前後。
    • 「こうした体験が災害時の少々の飢えや渇きに動揺しないことにつながる」と理事長。
アサヒタウンズ
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2006.12.23
  • 五輪見据え都市戦略
  • 「10年後の東京」都が発表
  • 渋滞解消へ道路整備 
  • 多摩地域 産業拠点に
  • 五輪開催が東京をさらに機能的で魅力的な都市に変える大きなきっかけと位置づけ、「最先端の科学技術の活用」「新たな人材育成システムづくり」「東アジアとの連携」を3つの柱として、10年間の取り組みを掲げた。
    • 10年後に首都高速中央環状線と圏央道が完成。
      • 外環道を合わせた3つの環状道路の整備率は現状の約35%から約90%になる。
      • 実現すれば、盆や正月並みに車が少ない都心のドライブが平日でも可能という。
    • 多摩地域は圏央道の整備で、筑波研究学園都市や先端技術を持つ工場が集まる大田区とのアクセスが向上し、首都圏の中核産業拠点「多摩シリコンバレー」として発展するとしている。
2006.08.31
  • 首長前向き、都民は冷静
  • 五輪候補地に決定
  • 多摩開催 望む声次々
  • 2016(平成28)年夏期五輪の「国内立候補都市」に決まった東京都の行く手には、世界を相手にした厳しい招致合戦が待っている。
    • アジアで初となる同一都市2回目の五輪実現のハードルは低くはない。
    • 市民の盛り上がりがいま一つなのも、都にとっては気がかり。
  • 多摩開催を求める声は首長から相次いだ。
    • 都の計画で多摩地域に競技会場がほとんどないことについて「(多摩でも)開催していただければありがたい」と立川市長。
    • 福生市長は「五輪の前には(多摩地域を中心に開かれる2013(平成25)年の)国体がある」とし、五輪と併せて、都による多摩振興策に期待を寄せた。
    • 「世界を相手に、どうかってことでしょう」と、日本誘致の可能性の低さを指摘する、多摩地域で唯一、競技会場として選ばれた東京スタジアムのある調布市の職員。
  • コンパクト五輪:
    • 選手の移動距離を短くするために施設を集中配置する構想。
    • 経費削減のために既存施設を積極的に利用し、環境にも配慮する。
    • 2000(平成12)年のシドニー五輪が成功例とされ、近年の五輪招致の必要条件とも言える。
    • 都は会場のほとんどを都心の半径10キロ圏内に配置して「世界一コンパクトな大会」を掲げた。
  • 再開発、起爆剤なるか 
  • 中心は臨海副都心 
  • スポーツゾーンの街構想
  • 「コンパクト五輪」の中心的な会場となるのは、臨海部の中央区晴海に新設されるメーンスタジアム。
    • スタンドの屋根に芝生を敷き詰める。
    • 外観は古墳のような格好をしている。
  • スポーツビジネス、文化、商業施設などもスタジアムと周辺に誘致し、「スタジアム門前町」とすることも考えている。
    • 大会終了後も、「一大スポーツ産業ゾーンとして整備する晴海地区」の中心施設と位置づけている。
  • 64年東京五輪は・・・
    • 前回の東京五輪は、高度経済成長真っ只中の1964年(昭和39)10月10日に開幕した。
    • 間に合うようにと東海道新幹線が開業し、首都高速が整備され、都内の幹線道路の拡幅も進んだ。
    • 「開催を契機とした東京改造は、功罪半ばするところもあるが、都市建設のスピードと投じられたエネルギーの凄まじさは、今の日本人が失ってしまったもののひとつである」と、都が設けた五輪招致の基本構想懇談会。
  • JOCの思惑かなう
  • 五輪候補地、東京に
  • 福岡の熱意も想定内
  • JOC(日本オリンピック委員会)内では、東京都が2006年(平成18)に動き出した時点で「世界で勝ち抜くには、国際的知名度や財政力を考えれば東京しかない」との見方が大勢を占めていた。
  • 「なぜ東京で」説明を
    • 「アジア初の2度目の五輪を東京で」などとする訴えは「東京が五輪運動に対して何ができるか」との視点に欠ける。
  • 日本の夏期五輪招致
    • 日本の夏期五輪への立候補は過去5度あり、うち3度が東京。
    • 1988年(昭和63)には東京以外の都市では初めて、名古屋が立候補。
      • IOC総会ではソウルとの一騎打ちで、27対52の大敗だった。
    • 2008年(平成20)大会には国内立候補都市争いで横浜を退けた大阪が臨んだが、102票中6票しか獲得できなかった。
    • 戦後、夏期五輪を2度開催した国はアメリカ、オーストラリア、イギリス(2012年(平成24)ロンドン大会を含む)。
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2006.09.20
  • 建物の色、罰金付け制限
  • 東京都、景観条例改正へ
  • 東京都は、周囲の景観にそぐわない奇抜な色の建物を制限することを目的に、景観条例を全面改正する。
  • 建物の色を巡る景観論争は絶えない。
    • 千鳥ヶ淵(千代田区)近くに昨秋建てられた「イタリア文化会館」(千代田区)の赤い外壁を巡っては、周辺住民が塗り替えを求める陳情書を都に提出。
    • 都はイタリア大使館に色の変更を申し入れたが、法的根拠はなく、変更するかどうかは大使館側の判断に委ねられている。
  • 改正条例ではまた、高層ビルなどの大規模開発の際には、業者に対して、色やデザインについての事前協議を義務づける。
    • 「デザイナーの個性もわかるが、調和のとれた街づくりには協力してほしい」と都の担当者。
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2006.12.20
  • 一年で一番光り輝く季節
  • ヘリコプター遊覧
  • 私のワクWorkスポットなび
  • エクセル航空のナイトクルージング。
    • 日没とともに、高度600メートルからあ都心の夜景を一望する約20分のフライト。
      • お台場、東京タワーに六本木ヒルズ。
      • 羽田空港では、着陸のため滑走路へ向かう飛行機が空中で光の列をつくっている。
      • 星がたくさん出ている日は、夜景の明かりとつながって見えることもあるという。
    • 遊覧飛行:
      • 2:00PM-9:00PM
      • 昼\3900〜\8000
      • 夜\9800〜\1万8000
      • クリスマスクルージング全便\2万
  • 公式HP→エクセル航空
2006.11.27
  • 「るるぶ練馬区」「港区」…旅行ガイドなぜ
  •  「るるぶ」(JTBパブリッシング発行)や「まっぷる」(昭文社発行)といった旅行ガイドブックに「江東区」や「杉並区」など都内の区市名のタイトルがついた情報版が次々に登場している。
    • 「るるぶ港区」が発行され、区市名版は計10冊に。
    • 観光地とはいえない街なのに、どうして旅行ガイドブックなのか。
    • 舞台裏には、行政と発行会社との持ちつ持たれつの関係があった。
  • 広告集め支援
    •  赤坂や六本木など著名スポットの多い港区だが、「るるぶ港区」は裏道マップや商店街ネタなどを積極的に掲載した。
      • 「区内在住者と在勤者をターゲットに、地元密着情報を満載した。
      • 売れ行きは上々」とJTBパブリッシング。
    • なぜ「港区」なのか。
      • 背景には、発行会社と区の密接な関係がある。
      • 港区は昨年、観光と産業の連携を図る「観光振興ビジョン」を策定し、ガイドブックの発行を検討。
      • 「区が情報誌を独自作製するより、ノウハウのある民間に任せたほうが効率がいい」(産業振興課)と、JTB側に依頼した。
    • 発行には区も広告料名目で170万円を支出。
      • 地元企業からの協賛金集めにも協力した。
      • 半面、編集に口をはさみ、区の要望を最大限取り入れてもらった。
      • 「結果的に素晴らしい“PR誌”が出来上がった」(同課)と胸を張る。
    • 実は「区市名版ガイドブック」の大半は、発行会社との持ちつ持たれつの関係で発行されている。
      • 区市側は最良のPR誌をつくることができ、発行会社側は協賛金や広告集めなどで区市側に協力してもらえるのだ。
  • 人口の“魅力”
    • そもそもの発端は、練馬区だった。
      • 2002(平成14)年、JTBパブリッシングに、練馬区商工観光課から電話がかかってきた。
      • 「るるぶ練馬区版が出せないでしょうか」
      • 目立った誘客地の少ない練馬区が考えた、起死回生の観光振興策だった。
    • 当時、練馬区側の担当者だった安藤孔一さんは「外部有識者による区民会議で、民間を活用したガイドブックの作成が提案された。
      • 当たって砕けろの気持ちで、るるぶに交渉した」と振り返る。
    • 要請を受けたJTB側では「無理でしょう、というのが大半の反応」(同社営業部)。
      • だが「ひょっとしたら…」と考える社員もいた。
      • 広告営業1課の千葉和子担当課長もそのひとり。
      • 「練馬区は人口70万の大都市。観光誌としては無理でも、住民の情報誌としてなら…」と思い、区と協議を進めた。
      • 2003(平成15)年、「るるぶ練馬区」が「京都」「北海道」などと一緒に書店に並んだ。 
    • 反響は大きく、初年度だけで当初の予想を上回る5万部を販売。
      • 区には全国の自治体から問い合わせが相次ぎ、大田区、八王子市、足立区などが次々に発行されるようになった。
  • トラブルの種も
    • どこでもガイドブックが発行できるとはかぎらない。
      • 国分寺市は昨年、効果的なPR方法を検討する「個性化プロジェクト会議」を開き、発行会社にガイドブックを打診したが、断られてしまった。
      • 「人口が約11万人と少なく、採算が見込めない」のが主な理由だった。 
    • 逆に、立川市では発行会社から協力を持ちかけられたが「制作に当たり市が数百万円を支出してほしいといわれ、費用対効果などを検討した結果、あきらめざるを得なかった」。 
    • ゴーサインが出ても、トラブルの種は尽きない。
      • 発行会社の営業担当者は「あれもこれもという区市側の要求が過大で、もめることも多い」と打ち明ける。 
    • いずれにせよ、人気ガイドブックの発行は自治体にとって魅力的なPR方法。都内の区市名版は今後も増えそうだ。
産経新聞
2006.10.17
  • 都内の路地裏歩き回り紹介
  • DVD「東京の散歩道」
  • 都内各所の路地裏や土地にまつわるうんちくを満載した散歩ガイドDVD「東京の散歩道」が発売された。
    • 東京中の路地裏を歩き回り、地元の人が語る土地にまつわるエピソードに耳を傾ける。
    • 地元で評判の店や裏道で見つけた趣のある建物などを紹介しているのが特徴。
2006.06.04
  • 外資系高級ホテル 東京進出ラッシュ 
  • 過当競争懸念の声も
  • 来年にかけて外資系高級ホテルの東京進出が相次いでいる。
    • 建築基準法の容積率緩和で大規模開発が進んでいることが背景だが、業界では「2007年問題」と呼ばれ、過当競争を心配する声も上がる。
    • 迎え撃つ既存のホテルも、改装や接客サービスの向上で対抗しようと懸命。
  • ぜいたくな時間すごしたい…日本人の利用も好調
    • 昨年日本橋に開業した「マンダリンオリエンタル東京」(中央区)。
      • 森の中のイメージで統一された室内と都心の眺望が売り。
      • 中心的な宿泊料金は1泊6万5100〜7万3500円
      • 「開業1カ月の売上高は、グループの開業成績でも断トツ」(早川千恵コミュニケーションズ部長)と上々の滑り出し。
    • 2007年(平成19)には、六本木に誕生する大規模複合施設「東京ミッドタウン」内の超高層複合ビルに「ザ・リッツ・カールトン東京」(248室)が開業。
      • 最上級のスイートルームは1泊200万円程度の見込み。
    • 高級ホテルは1泊5万円以上だが、日本人の利用も好調。
      • 「ぜいたくな時間を過ごしたいという潜在的な需要が顕在化した」とホテル関係者。
      • 「容積率緩和などで進む大型再開発プロジェクトの華としてホテル誘致が進んだ」と三菱総合研究所の小野由理主任研究員。
  • 国内勢、大規模なリニューアルで対抗
    • 帝国ホテル東京(千代田区・1019室)は2003年(平成15)、総額170億円をかけ約15年ぶりの本館リニューアルに着手。
      • 14〜16階のエレベーターホールと廊下の間にカードキー式のドアを設置し、安全対策を強化した。
    • ホテルオークラ東京(港区・834室)も2003(平成15)年度から6年間の計画で約110億円を投じて改装。
      • 2005年(平成17)にはスパ付き客室もオープンした。
  • 日本人の心に届く接客サービスも国内勢の武器。
    • オークラでは、スタッフが宿泊客らとすれ違う際に立ち止まって一礼するように指導し、客からも「礼儀正しくて気持ちがいい」と好評。
    • 「互いが刺激し合うことでサービスの質が向上している。ただ、東京は人件費が高く、優秀なスタッフを集めるにはコストがかかる」とJTB東日本国内商品事業部の地域担当部長。
  • 公式HP→
毎日新聞
2004.06.01
  • 都立公園の「思い出ベンチ
  • 霊園にも広げ設置へ
  • 100基分を新たに募集
  • 公園のベンチの設置費用を市民から募り、思い思いのメッセージを刻んでもらう「思いでベンチ」が、各地の都立公園や都立霊園にも広がることになった。
    • 都が昨年、日比谷公園(千代田区)と井の頭公園(三鷹市・武蔵野市)で始めた事業。
    • 昨年は、「私たちの路、ここで決めました」「お父さん、お仕事ご苦労様でした」などのメッセージが寄せられた。
    • 1基15万円と20万円の2種類で200基を募集し、寄付は3540万円集まったという。
  • 都は「思い出ベンチ」の商標とベンチのデザインの意匠権の登録を特許庁に申請。
    • 約10府県から導入したいとの問い合わせがあったことから、有償で利用してもらうことも検討している。
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2005.09.05
  • 首都圏に猛烈な雨 
  • 各地で浸水 
  • 中野区で避難勧告
  • 1時間に100ミリを超す雨を記録。
    • 善福寺川と妙正寺川があちこちで氾濫し、23区西部を中心に床上浸水などの被害が出た。
  • 善福寺川が氾濫した杉並区では付近の道路が1・5メートルほど冠水。
    • 東京消防庁は救命ボートを出してマンションの住人2人を救出した。
2005.08.13
  • ヒートアイランド 
  • 東京の夏、マニラ並み
  • 都市の中心部の気温が周辺より高くなる現象。
    • 等温線を描くと、海に浮かぶ島の形に似ていることから、「熱の島」の意味で呼ばれるようになった。
    • 地球温暖化とともに、「双子の温暖化」として対策が必要とされ、国は昨年、大綱をつくった。
    • この夏には学会が設立され、自治体や企業を巻き込み、都市のクールダウンをめざす。
  • 都市構造が生んだ熱帯夜
    • 今年8月上旬の東京の平均気温は29・2度。
      • 横浜、千葉に比べて1度前後高い。
      • マニラの最も暑い5月の29・4度に匹敵する。
    • 「東京砂漠」とも言われる首都で、寝苦しい「熱帯夜」は東京湾沿岸に多く、熱中症の危険が高まる30度以上の時間は千葉県より4倍も長い。
    • ヒートアイランドの特徴の一つが「熱帯夜」の増加。
      • 夜になっても気温が下がらず、1日の最低気温が25度以上の日を意味する。
    • 沿岸部ではとりわけ、都市の再開発でアスファルト化などが進み、日中に蓄えられた熱が夜間に放出される。
    • 周辺部と比べて、都心は暑い。
      • 30度以上の時間割合が最も長かったのは、北部の荒川、足立区で24%。次いで港、千代田区が22%。
      • 北部は、海からの南風によって、都心の暑い空気が流れ込んだ影響も無視できないという。
    • 気温30度は、体調に影響を与える一つの目安とされる。
      • 東京消防庁によると、この夏は11日までに518人が熱中症の疑いで搬送された。
      • 最高気温が30度を超えると急激に増え、33度を超えると死者が出る可能性が高まるという。
  • 18時の気温、43度予想も
    • 「このままでいけば、2030年ごろの東京の夕方6時の気温は43度を超える。都市環境は人間の生存にとって危機的状況」。
      • 研究者による日本ヒートアイランド学会が設立された。
    • 暑くなった都市の大気やビルからの人工熱を給湯や冷房に活用する「ヒートポンプ」の推進、緑地や水面からの風の通り道の確保による冷房効果などヒートアイランドの緩和策を研究していく。
    • 港区はこの夏、区内27カ所に百葉箱を設置した。
      • 区内の1キロ四方ごとの気温や湿度を観測している。
      • 港区では臨海部の開発が続く。
      • 「高層ビルによる風の影響も分析し、都市計画上の対策などに生かしていきたい」と環境課地球環境係の係長。
    • 政府は2004年(平成16)、ヒートアイランド対策大綱を閣議決定した。
      • 屋上や壁面など建築物の緑化や低公害車の普及による人工排熱の低減など120施策を進める。
      • 「クールビズ」や国会周辺の打ち水もその一環だ。
    • 東京都は今年度、保水性のある道路の整備、散水車を使った下水の散布、校庭の芝生化を進める。
      • 2015年(平成27)までに熱帯夜を年間20日程度に減らすのが目標だ。
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2006.09.04
  • 食料品内外価格差
  • 東京、初めてパリやニューヨークより安く
  • 農林水産省は、東京と海外主要5都市を比べた2005年(平成17)の食料品の内外価格差を発表した。
    • 東京はジュネーブ、ニューヨーク、パリに次ぐ4番目の高さで、ジュネーブに次いで2番目だった2004年(平成16)より割安になった。
    • ニューヨーク、パリが東京を上回ったのは、どちらも1991年(平成3)の調査開始以来初めて。
  • 品目別では、スパゲティ、マグロ缶詰、レタスなど7品目は東京が最も高かった。
    • 逆にマヨネーズだけは東京が最も安かった。
  • 東京の価格が割安になったのは(1)生鮮野菜が天候不順で値上がりした2004年(平成16)に対し2005年(平成17)は値下がりした(2)為替レートが円安になった――ことが要因だと分析。
毎日新聞
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2006.12.26
  • _新型中央線デビュー
  • 008(平成20)年3月までにすべての車両を交換する。
    • 混雑緩和のため車体の幅を15センチ広げ、10両編成で定員が80人増える。
2006.12.26
  • 新型中央線デビュー
  • JR中央線と青梅・五日市線に投入される新型車両「E233系」。
    現在の「201系」は1979(昭和54)年から走っており、27年ぶりの新型車両投入となる。
    • 通勤・通学の足として故障に強くしようと、電気機器や保安装置など主要な機器を二重系にした。
    • 空気清浄機も設けられている。
    • 優先席と女性専用車では、荷棚とつり手の高さが他の座席や車両よりも5センチ低くなっている。
2006.09.27
  • 「小泉歩道橋」さようなら
  • JR中央線の高架工事に伴う「開かずの踏切」対策として、東京都内2カ所に設置されたエレベーター付き歩道橋の撤去工事が進んでいる。
    • 踏切横断時のトラブルが社会問題となり、小泉前首相の「鶴の一声」で計5億円かけて設置された。
    • もともと「仮説」で撤去される運命だったが、利用は意外にもふるわなかった。
    • 首相退任に合わせるかのように、完成から約2年半で姿を消す。
  • エレベーター付き歩道橋は、小金井市の「緑町踏切」に2004(平成16)年2月、武蔵野市の「西原踏切」に同年4月、高架化を進める東京都などによって設けられた。
  • きっかけはJR中央線三鷹−国分寺間の高架化工事。
    • 2003(平成15)年、従来の線路の隣にできた仮説線路を列車が走るようになると、13の踏切で横断する距離が長くなった。
    • ラッシュ時には約1時間も閉まったままになり、遮断機をくぐって渡ったり、渡りきれずに途中で立ち往生したりするケースが相次いだ。
  • お年寄りが横断中に転んで骨折する事故も起きたことから、小泉前首相が国土交通省に対策を指示した。
    • トラブルの頻発は衆院の解散時期と重なり、総選挙が目前。
      しかも、現場が菅直人・民主党代表(当時)の選挙区だったことから菅氏が独自の改善策を発表するなど、地元では総選挙の争点の一つ、とまで言われた。
  • 「歩道橋は面倒くさい。渡っている途中、下で踏切が開くと悔しいし」と西原踏切を毎朝通るという男性。
    • 歩道橋完成と同時期にJR東日本が遮断機の開閉システムを改良し、わずかながら「開かず」状態が緩和されたためか、「一時期より開く回数が増え、何時何分ごろだと2回続けて開くとか、みんな学習した」
  • 来春にも下り電車が高架を走り始めるため、走行の妨げになるからと撤去が決まった。
    • 費用は計約1億1千万円。
    • 上り線の工事が終わるのは約2年後で、それまで踏切は残る。
    • 中央線では今後、残る西国分寺−立川間の高架化工事が本格化する。
    • 歩道橋設置の予定はない。
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2006.06.28
  • 眺めて気分はロマンス
  • スタッフフィギュア付き模型発売
  • ロマンスカー7000形の模型を、車内販売スタッフのフィギュアをつけ、インターネットショップなどで販売を始めた。
    • 7000形は1980(昭和55)年に就役し、翌年に鉄道愛好家団体「鉄道友の会」が優秀な車両を会員の投票で選ぶブルーリボン賞を受けた。
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2006.06.29
  • 都内のタクシー、評価AAは78社
  • 苦情増で前年度比減
  • 財団法人東京タクシーセンターは、2005(平成17)年度の都内(多摩地区を除く)の法人タクシー事業者284社を公表した。
    • 法令順守、接客態度、会社の安全管理面を評価した結果、AAが78社(前年度97社)、Aは111社(前年度85社)と前年度よりAAが減ってAが増えた。
    • Bは64社(同67社)、最低のCは31社(同17社)だった。
  • センターが運転手に街頭で指導した件数や、乗客からの苦情がやや増えており、厳しい評価となった会社が多いという。
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2006.08.25
  • 妊婦写真、一転OK
  • 東京メトロ、駅に広告
  • メトロ「性表現に当たらぬと判断」
  • ファッション誌が地下鉄の駅広告に妊婦のヌード写真を使おうとしたところ、異議が出た。
    • すったもんだの末、修正なしで表参道駅に掲げられることになった。
    • そもそも「不適切」な写真だったのか。
  • 写真はアメリカ歌手ブリトニー・スピアーズさん(24)が裸で座り、胸を手で覆った上で身ごもった下腹部を見せている。
    • アメリカの月刊誌「ハーパー・バザー」の日本版のPRとして、この表紙写真を用いた大型広告などを東京メトロの駅約30カ所で展開する企画だった。
    • 出版するエイチビー・ジャパン社がスペースを契約後、広告案をメトロ社に見せたところ、上半身だけの写真で作り直すよう、指示を受けたという。
    • メトロ社によると、指示の根拠は「青少年保護の点で適切でなければならない」という内規。
    • 下半身に何もまとっておらず、「利用客に刺激的で内規違反」と広告担当者が判断した、という。
  • 一方のジャパン社は「上半身だけにすると写真の趣旨を損ない、むしろ一般的なヌード写真になってしまう」と反論。
    • そこで下腹部に黒いシールを張り、抗議をこめた白字の文章を載せ、強制的な修正と分かる代案を考えた。
    • これにもメトロ社側は難色を示したが、表現を弱め、次のような文章にすることでいったん折り合いがついた。
    • 「・・・母になる幸福を全身で表現しています。・・・この場所では本誌と同じ表現をすることができないため、このような処理をしました」
  • ところが、メトロ社はこの合意を撤回。
    • 修正なしで掲載を認める方針に変えた。
    • 同社広報課は「当初の担当者より上のレベルで、直接的な性表現には当たらないとの判断があった」と説明。
    • 「アメリカでは修正なしの写真にクレームなどなかったと聞く。表参道は日本のファッションの発信地でもあり、趣旨を分かってほしかった。作ってしまった黒いシールは無駄になるが、最終的にはよかった」とジャパン社。
2006.08.21
  • 東京メトロでDVDの自動レンタル機
  • 東京メトロとベンチャー企業のアスタラビスタが、10駅にDVDの自動レンタル機を置く。
    • 全国初の試みという。
    • 最新作の映画を中心に約20タイトルの約200枚が常時借りられる。
    • DVDはどの駅で返してもいい。
    • 料金はクレジットカード払い。
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2006.11.24
  • 運休、工作車故障、移動進まず
  • 保守作業をしていた工作車のブレーキが故障して動けなくなった。
    • 故障車を軌道から運び出す作業に手間取っている、全線で運転を取りやめている。
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2006.12.28
  • 外環道地下化
  • 同意の度合い濃淡
  • 地下40メートルより深い場所を通す「大深度地下方式」への変更手続きが進む東京外郭環状道路(外環道)練馬−世田谷間の計画で、沿線7区市の都市計画審議会による答申が出揃った。
    • 深刻な渋滞解消のため早期実現を求める練馬区、ジャンクション建設などの影響を心配する三鷹市など、同意の度合いは「まだら模様」。
    • 外環道は1966(昭和41)年に高架方式で都市計画決定されたが進展せず、2003(平成15)年以降、大深度地下方式への計画変更手続きが進められている。
2006.05.28
  • 1956(昭和31)年の着工から半世紀… “環八”きょう全線開通
  • 北区岩淵町から羽田空港を結ぶ環状8号線(環八通り)44.2キロの最後の未開通区間が開通する。
    • 半世紀がかりで全線開通に至った。
    • 環状道路としては環状7号線以来、都内で21年ぶりの全線開通となる。
    • これまで工事区間を迂回するため約1時間かかっていたが、開通に伴い約30分に短縮される。
フジサンケイ ビジネスアイ
2006.04.08
  • 環状8号線、全線開通へ
  • 着工から50年
  • 都市計画道路環状8号線の最後の未開通区間である4.4キロが完成し、一般開放すると発表。
    • これにより、1956(昭和31)年の着工から50年を経ての全線開通となる。
時事通信
都営地下鉄 >>戻る
2006.08.23
  • 虫が迷惑、浅草線
  • 千葉郊外から「乗車」
  • 都心部を走る都営浅草線の車内に羽アリやカナブンが飛び交い、駅員らが駆除に追われている。
    • この虫たちが乗り込んでくるのは、千葉県北西部に広がる千葉ニュータウン。
    • 相互乗り入れしている北総鉄道(本社・千葉県鎌ヶ谷市)の沿線。
    • 開発が思うように進まず、草むらが広がり、深夜まで光を放つ駅や車内に虫が集まるらしい。
  • 都営浅草線の起終点・西馬込駅(大田区)。
    • 夏になると、北総線を走ってきた列車では、カナブンや羽アリが見つかる。
    • 駅員がティッシュペーパーで捕獲したり、ひどい時には殺虫剤をまいたりする。
    • 乗客からは「虫が多いね」と指摘されることもあるが、駅員はあきらめ顔。
    • 蚊、羽アリ、蛾、コガネムシ、カゲロウ・・・。
    • そんな虫に混じり、時にはカブトムシやクワガタも乗り込んでくる。
  • 北総線の千葉県側の起終点・印旛日本医大駅(印旛村)と隣の印西牧の原駅(印西(いんざい)市)。
    • 沿線の千葉ニュータウンの開発はまだ半ばで、駅周辺は閑散としている。
  • 北総線は、京成線、京浜急行とも相互乗り入れしており、北総線に乗った虫は都内を通って、神奈川の三崎口駅(三崎市)まで運ばれることも。
  • 虫の多さに、終着駅で車両を引っ込め、代車に入れ替えた社もあった。
    • 異臭騒ぎになっては、との配慮から殺虫剤も使いづらく、数年前には「迷惑している。虫対策をお願いします」と文書で要請されたことも。
    • 逆に、子ども向けに「昆虫採集ができる電車」をアピールしよう、との企画も出たが、さすがに立ち消えとなった。
  • 北総鉄道は、光学吸引式の捕虫機を設置、列車の発車1分前までドアを閉め、ホームの電灯を一部消したが、目に見える効果は出ていない。
  • 1960(昭和35)年代末に計画が決まった千葉ニュータウンの当初見込み人口は34万人。
    • が、オイルショックやバブル崩壊の影響で、現在は約8万1千人にとどまっている。
    • 「虫対策は、駅周辺に明るい建物がいち早く建つことに尽きる」と北総鉄道幹部。
都電荒川線 >>戻る
2006.06.14
  • 都電追突、運転手が前方不注意か
  • ブレーキ「かけたが間に合わず」
  • 停車していた試運転中の電車に別の電車が追突した事故で、追突した車両の運転手(30)が、「ブレーキをかけたが間に合わなかった」と供述。
    • 荒川線の車両は運転手の手元にあるレバーを回してブレーキをかける仕組み。
    • 一定以上回すと非常用ブレーキに切り替わる。
    • 運転手は、「常用ブレーキをかけたが、間に合わないと思って非常ブレーキに切り替えた」と話しているが、調べでは、常用ブレーキしか使われていなかったという。
    • 事故当時、追突した車両は時速25キロ前後で走行していたとみられる。
    • 同程度の速度で走っていた場合の制動距離は30数メートルという。
    • この事故の負傷者は男性8人、女性17人の計25人。
  • 恒常的に試験運転 営業中、後続運転手に伝えず
    • ブレーキの利き具合などを試すために停止や発進を繰り返す試運転を、営業運転中に恒常的に行いながら、後続の運転手には伝えていなかった。試運転はおおむね月に1度。だが、営業運転の運転手には試運転のダイヤを一切、伝えていなかった。
    • 都は「これまでもこの方法で事故は起きなかった。路面電車は速度が遅く、運転手が目視でブレーキをかければ止まれる」と説明した。
    • 追突された車両も、3年に1度の「重要部検査」を終え、試運転中だった。
    • 荒川線は早朝と深夜を除き、3分〜6分間隔で運行しており、事故当時の午前9時半すぎは約6分間隔だった。
    • 荒川線には自動列車停止装置(ATS)はなく、ブレーキは運転手が手動で行う。
    • 制限速度は時速40キロだが、「前方車両との距離が100メートルに近づくと15キロまで減速しなければならない」と内規で定めている。
    • 試運転車両は後部の行き先表示板に「試運転」と表示、窓ガラスに「急ブレーキに注意」との手書きの張り紙を張る。
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2006.12.24
  • 紅葉聖夜も黄金色?
  • 都内のイチョウ、落葉遅め
  • 年の瀬になっても、色鮮やかなイチョウが街を飾っている。
    • 気象庁が標本木として観察している東京(千代田区の気象庁前)のイチョウでは、今年の黄葉(11月24日)は平年より5日遅く、落葉(12月4日)は8日遅かった。
    • 「都内に限らず、関東地方全般に黄葉は遅い」気象庁情報管理室。
    • 東日本では10月後半のほとんどの日で、平均気温が平年より2度以上高かった。
  • 日なたで光が多く当たる葉は、長持ちする傾向がある。
    • 特に都心部にあるイチョウは、周囲の建物などの環境によっても、木々ごとに葉の色づきや落ち具合が変わるという。
    • 「街灯など、夜間照明の近くにある葉が落ちにくいことはよく見聞きする。こうした光が、黄葉や落葉のプロセスを遅らせている可能性もある」と長田東京大学教授(植物生理学)。
2005.10.14
  • 東京のスギ植え替え 
  • 花粉症対策で都方針
  • 花粉症対策の切り札として、東京都産業労働局は、島しょ部を除く都内のすべてのスギ林を50年がかりで、花粉の少ない種類の樹木に植え替えたり、広葉樹との混交林に変えたりしていく方針を固めた。
    • 都の試算では、混交林化の効果と合わせて、10年で花粉の飛散量を2割減らせるとしている。
  • 事業は50年がかりだが、とりあえず10年間の事業費として、伐採や材木の運び出し、植林にかかる人件費、林道や切り出し場の整備なども含めて約250億円を見込む。
  • 「花粉症による経済的なマイナスは膨大なもの。対策は一地方自治体でできることではない」と石原知事。
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2006.12.07
  • 野宿者の地域生活移行事業 
  • 難航する就労支援
  • 「移動型」は依然対象外
    • 公園で生活する野宿者に2年間、家賃3000円で住居を提供して自立を促す都と23区の「地域生活移行支援事業」が、各地でまもなく期限を迎える。
      • 対象となった1190人のうち就労自立は2割、生活保護受給が3割。
      • 半数は1年の事業延長を申請する。
    • 施設に収容せず、直接アパートに住まわせるという画期的な施策だが、就労支援の難航や公園からの事実上の「締め出し」など、新たな問題も浮上している。
  • 1年だけの安心
    • 「この年になって、履歴書書いてみろって言われてもよ」
      • 新宿区の戸山公園で段ボール生活をしていた男性(57)は2004(平成16)年末、練馬区のアパートに入居した。
      • 仕事は日雇いで月収7万〜12万円と波があり、事業から外れて元の家賃を適用されると生活できなくなるため、延長を申請した。
      • 「安心して眠れる。助かってるよ。でも残り1年で収入が安定するとは思えない。出て行けと言われたら仕方ないな」。
      • しかし、再延長は認められず、不安は尽きない。
    • 同事業は2004(平成16)年から段階的に、新宿中央、戸山、隅田、代々木、上野の5公園の定住者を対象に始まった。
      • 借上住居を希望者に2年間、月3000円で貸し出し、差額を都が負担。
      • 「生活サポート団体」と「就労支援団体」の協力で、自立を促す。
      • 半年間は公園清掃などの公的就労を周旋、高齢者や病弱者は生活保護の対象になる。
  • 低収入がネック
    • 都の野宿者施策は1995(平成7)年〜96年、新宿西口に動く歩道やオブジェ設置による「一斉排除」に端を発する。
      • 野宿者は減らず、1998(平成10)年には段ボール火災が発生。
      • これが契機となって2001(平成13)年度から、自立支援施設に一時入所させて仕事や住居を紹介する事業を始めたが、施設から路上へ戻るケースが相次ぎ、期待した成果は上げられなかった。
    • 今回の事業でこぼれ落ちたのは、いまのところ少数。
      • だが、アパート入居者の多くは今も、建築日雇いや缶集めで生計を立てている。
        • 月収の平均は数万円。
        • 雇用の創出や低家賃住宅の供給、「半就労半福祉(生活保護)」
        • といった新施策を打ち出さなければ、1年後に「再路上」が続出することも予想される。
  • 公園からの排除
    • 最も深刻なのは、野宿者を支援するはずの事業が、公園管理者による「公園適正化=締め出し」と結びついてしまっている点だ。
      • 350のテントが60にまで減った代々木公園。
      • テントが片付けられた後には「立入禁止」のロープが張られ、新たな設営はできない。
      • 残った「住民」は公園管理事務所に厳しく管理され、月1回、「大掃除」と称して形式的にテントの一時閉鎖を求められる。
      • 住民は「『安住は認めないからな』という圧力だろう。
      • いつまでここにいられるのか」と漏らす。
    • また、事業は今年度から、都内数カ所の小規模公園でも始まったが、駅前やガード下などで眠る「移動型」の野宿者は依然として対象外。
      • 安住の場を求めようにも、公園に新たなテントを張るのは難しくなっている。
      • 支援団体などでつくる全都野宿者連帯行動実行委員会の荒木さんは、「移動型の野宿者は『野垂れ死にしろ』というのか」と訴える。
毎日新聞
食* >>戻る
2006.12.25
  • 大阪発「母の味」
  • ピリ辛みそ味「ちりとり鍋
  • 井原剛志さん、元ドロンズも店
  • 四角い鉄板の上でホルモンと野菜を煮る「ちりとり鍋」が東京都心の繁華街で人気を集めている。
    • 大阪府大阪市生野区のコリアンタウンで生まれたという家庭料理が東京に持ち込まれた。
    • ちりとり鍋の店は昨年末から都心に現れ、徐々に広がってきた。
  • 港区麻布十番の「韓すき」。
    • 昨年12月に開店し、ちりとり鍋ブームのきっかけをつくった。
    • 経営するのは俳優の伊原剛志さん(43)。
    • 在日韓国人3世として北九州市(福岡県)で生まれ、大阪市生野区で育った。
    • 高校時代に母が作ってくれたのを初めて食べてから大好きになった。
    • 「東京でも、あの味が食べられるようにしたい」とちりとり鍋専門店を開くことを決めた。
  • 渋谷区恵比寿西の「ちりとり鍋大島」は今年8月にオープン。
    • 経営するのは、俳優で元お笑い芸人の大島さん(35)。
    • 日本テレビの番組で南北アメリカ大陸をヒッチハイクで縦断したコンビ「ドロンズ」の1人だった。
    • 大阪でたまたま出会った「ちりとり鍋」にほれ込み、大島さんが自ら大阪の店で基本を学び、自分なりに味付けなどを工夫している。
  • ちりとり鍋
    • ちりとりの形に似た底の浅い四角い鍋を使うことが名の由来。
    • 大阪に住む韓国の人たちが、日本のすき焼きに満足できず、生み出した料理といわれる。
    • 牛赤身とホルモン、山盛りの野菜を一緒に煮て食べる。
2006.11.26
  • 「味なフレーズ」でPR
  • トウフ屋さんの歌、ブレイク?!
  • 1957年(昭和32)
  • 泉麻人の東京版博物館
  • 「現在都内のトウフ屋さんは2500軒、売り子は約5千人で年々百軒もふえている。だが、ラッパを吹くだけでは能がない。ことに年とともに若い人たちにこの”日本の味”を忘れられては上がったり。そこで、トウフ屋の店主もおかみさんも若い売り子たちにも、トウフ屋の歌を歌わせて宣伝しようということになった」
  • 「毎日トウフ屋のダンナやおかみさん売り子たちが集まって熱心に練習している。振付の解説は年内に都内と全国のトウフ屋さんは約5万軒だが、レコードを追加して、来年夏の『トウフ祭』までには全国にゆきわたらせる計画だ」
2006.11.08
  • エキナカでボージョレ
  • 飲んだ後は、電車で帰宅
  • 全世界で一斉に解禁されるボージョレ・ヌーボー。
    • 種類が豊富になり、趣向をこらしたイベントも増えるなど、すっかり秋の風景として定着した。
    • ボージョレ・ヌーボーは、フランスのボージョレ地区のブドウで造ったワインの新酒。
    • 日本の輸入量はここ10年間、ほぼ毎年増加し続けている。
    • 「この時期の風物詩として定着しました。四季があり『旬』が好きな日本人に合ったのでは」と輸入最大手のサントリー広報。
  • 今年は街頭や店頭での試飲キャンペーンが減少傾向。
    • 飲酒運転による事故が多発しているから。
  • 代わって駅構内の施設「エキナカ」や、駅と直結した飲食店「エキチカ」などでのイベントが増えている。
政治 >>戻る
2006.12.21
  • 「臨海」抱えた4年間
  • 青島前知事死去
  • 「環境や福祉に力」
  • 青島幸男氏は都知事を務めた1995(平成7)年からの4年間、「公約の重み」を問われ続けた。
    • 世界都市博は公約通りに中止したものの、臨海副都心の開発見直しには切り込めなかった。
    • 関連する都の第三セクターが経営難から最近になって処理されるなど、今なお都政に影を落としている。
  • 臨海副都心の開発は、鈴木俊一知事時代の1985(昭和60)年、通信の港を意味する「テレポート」と位置づけて始まった。
    • バブル経済の崩壊や地の利の悪さなどから企業の進出が進まず、1995(平成7)年に知事だった青島氏が、臨海副都心で開発の呼び水として開くはずだった世界都市博覧会の中止を決めた。
都心 >>戻る
2006.05.12
  • 東京都、臨海三セク統合へ 
  • 3社債務、2100億円放棄要請
  • 臨海副都心の開発計画の停滞で経営が悪化している第三セクター会社について、東京都は持ち株会社方式で経営統合する方針を固めた。
    • 約3500億円の債務を抱える3社は近く民事再生法の適用を申請。
    • 都や金融機関側に約2100億円の債権放棄をしてもらうなどして債務を圧縮して合併。
    • ほかの黒字の三セクと統合して経営の効率化を図り、臨海副都心の開発を進める狙い。
    • 都によると、三セクを持ち株会社で経営統合するケースは全国初という。  
  • 債務圧縮の対象となるのは、ビル賃貸業の「東京テレポートセンター」「東京臨海副都心建設」「竹芝地域開発」の3社。
    • 3社は、都の臨海副都心開発の中核を担う三セクとして、1980(昭和55)年代に設立された。
    • 都の出資比率はそれぞれ半分強。
    • オフィスビルを所有して賃貸業を手がけてきたが、バブル崩壊などによる賃料値下げや入居率の伸び悩みで経営が悪化。
    • 1997(平成9)年から債務超過になった。
  • 都は、今年度中に都が出資する持ち株会社を新設。
    • 経営が比較的順調な新交通システムの「ゆりかもめ」や展示場を運営する「東京ビッグサイト」などを順次子会社化して、持ち株会社の傘下に収める。
    • 都が100%出資している「東京港埠頭公社」は2008(平成20)年度に民営化した上で、子会社化するという。
  • 東京臨海副都心開発:
    • 鈴木俊一知事時代の1985(昭和60)年、通信の港を意味する「東京テレポートタウン」と位置づけて始まった。
    • 東京湾を新宿副都心の約13倍にあたる約450万平方メートル埋め立て、就業人口11万人、居住人口6万人の都市をつくる巨大プロジェクトだった。
    • 当初の総事業費は、新交通システム「ゆりかもめ」などの交通網建設費1兆4200億円を含めて3兆4200億円。
    • 都はこれまで、約1兆8千億円を投入している。
    • だが、バブル経済の崩壊や地の利の悪さなどから企業の進出は進まず、1995(平成7)年には当時の青島幸男知事が臨海副都心で計画された世界都市博覧会を中止。
    • また、六本木や汐留、品川などに新たなビジネス拠点が誕生し、売却や賃貸用地約140万平方メートルのうち、約4割は利用のめどがたっていない。
    • 就業人口は現在4万人で、居住人口は6200人にとどまる。
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2006.05.06
  • 振り込め詐欺
  • 東京被害、大阪の30倍
  • 都民はお人よし?
  • 親族などを装って電話をかけてだます「おれおれ詐欺」。
    • 被害が多いのが首都・東京。
    • どうして都民はだまされやすいのか。
  • 逮捕した男女19人を取り調べたところ、だましやすいのは
    • (1)「○○警察ですが」の一言で、激しく動揺する
    • (2)慌てて「一体どうしたらいいんですか」とすがってくる
    • (3)自分から「○○かい」と息子の名前を呼びかける――などの人という。
    • 特に50歳代以上の女性の被害が目立つ。
    • 今林寛幸は「警察官が示談の仲介をすることは絶対にないということを知ってほしい」と警視庁捜査2課長。
  • 都民に「おれおれ」の被害が多いことについて、識者に聞いた。
    • 評論家、犬養智子さん
      • 新聞もこれだけ書き、テレビでもさんざんやってるのに、なぜ引っかかるのか信じられない。
      • 大阪は商人の町で自分で稼いだ金という意識がベースにある。
        • 商人の方が侍より実力があり、権威を信じない。
      • 江戸はある意味中央集権で、幕府の権威が強かった侍の町。
        • その尾を引いて、近代化しても役人に従順。
        • だから、東京は制服に弱い。
      • 最近の手口で夫の痴漢名目があるが、なぜ奥さん方は「夫に限ってそんな事があるはずがない」と一喝しないのか。
        • その程度の信頼感しか持ってないのか。
        • 日々、大学教授とかが痴漢行為で捕まるニュースがあふれてるからかもしれないが。
    • 精神科医、香山リカさん
      • 人口も多く、思わぬ犯罪や事故のある東京では、誰もが「自分や家族もいつか事件や事故に巻き込まれるのでは」といった不安を常に抱いている。
        • そこに「ご家族が事故を……」といった電話があると、疑うより先に「やっぱり!」と思い込んでしまう。
      • パニック状態の中で「私は弁護士ですが、なんとかいたします」と言われると、闇に光を見た思いで「これで救われる」と疑いもなく信用してしまうのだろう。
      • 年配の女性は、テレビのワイドショーやニュース番組、サスペンスドラマに長時間接するうちに、「世間はこわい」「いつ事件に巻き込まれるか分からない」という気持ちが植えつけられているのではないか。
      • しかも、若者はネットや携帯電話を駆使しながらもどこかで不信感も抱いているが、中年女性の中にはまだ「電話で話されることにウソはない」と信頼している人もいる。
        • それも狙われる理由なのだろう。
    • 漫画家、やくみつるさん
      • 警察官役がやたら登場するのは、信頼されているからというより、市民のあまりかかわりたくないという気持ちを逆手に取ったのではないか。
        • 必要な職業だが、世話にならずに過ごせる事が一番で、接し方も知らない。
        • そういう距離感も背景にあるのだろう。
      • 私は別居している母親には、知り得た手口を教えている。
        • それでも知らない手口が出るので、とにかく「電話を切れ」と言っている。
        • だが、相手はそうさせないテクニックをもっている。
        • 私の知るワイドショーのプロデューサーの母親もだまされた。
      • 金融機関の現金自動受払機やバイク便など、現金の受け渡しができるいろんなサービス、ツールが充実している。
        • そういうハード面の充実がもろ刃の剣になっている。
毎日新聞
文化 >>戻る
2006.06.21
  • 抜けるか冬の時代
  • 都の美術館7年ぶり購入予算
  • 5つの美術館を抱える東京都の収蔵品購入予算が7年ぶりに復活。
    • 復活の背景には都税収入の回復がある。
    • だが、「『東京都の文化施策を語る会』の提言が大きかった」と都の担当者。
  • 世界での都市間競争にさらされる東京にとって、文化は重要な力になることにようやく気がつき始めたということだろう。
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2006.11.05
  • 写真集で描く、武蔵野の讃歌
  • 世界の子どもたちの多彩な表情を写した作品で知られる写真家の田沼武能(たけよし)さん(77)が、キャリアの原点ともいえる武蔵野の自然を題材に32年ぶりの写真集『武蔵野讃歌』を出版した。
    • 失われつつある手つかずの自然を丁寧に切りとった「小さな武蔵野」がつまっている。
  • 浅草(東京都台東区)生まれの田沼さんにとって、武蔵野という言葉にはロマンの響きがある。
    • 「人間くさい野武士の文化というか、地味な自然の中で、より人間の生き様が見えるような気がしてね」。
      • 写真家になってからはライフワークとして、武蔵野の自然、素朴な人々を撮り続けた。
    • アメリカのタイム・ライフ社など海外の有力メディアの契約写真家として世界を飛び回る日々。
      • 長く海外にいると、武蔵野への憧憬(しょうけい)はいっそう強まったという。
      • 1974(昭和49)年、初めての写真集「武蔵野」を出版した。
    • 1992(平成4)年、日本の自然が懐かしくて、久しぶりに武蔵野に向かった。
      • 田んぼも林もなくなっていた。
      • マンションや高圧線が無遠慮に視界を阻む。
      • 残った数少ない雑木林は「撮影スポット」となり三脚が並んでいた。
      • 「それも時代の流れ、仕方がない。でも探せば、武蔵野の面影は散在している」
2006.09.21
  • 宇宙の彼方、臨場感のある映像
  • プラネタリウム
  • 府中郷土の森博物館プラネタリウム(府中市)
    • 日本最大級で本物の空と思えるほど広い直径23メートルの平床式ドーム。
    • 1万2000個の星や惑星が映し出され、満点の星の真下にいる感覚。
    • 400円
    • 郷土の森博物館
  • 多摩六都科学館(西東京市)
    • 傾斜型の直径27.5メートル。
    • 展示室券込み1000円
    • 公式HP→多摩六都科学館
  • 東大和市立郷土博物館
  • サイエンスドーム八王子(八王子市)
  • ベネッセ・スター・ドーム(多摩市)
  • 東急まちだスターホール(町田市)
  • 青梅市教育センター
  • 羽村市中央児童館
アサヒタウンズ
2006.07.27
  • オープンガーデンの輪、西多摩から広まる兆し
  • 個人の庭見学会がにわかに人気を呼んでいる。
    • 4月はアメリカからガーデンツアーの一行が来日、西多摩地区の個人の家の庭を見学した。
    • 日野市では春のガーデンコンテスト受賞者たちが互いの庭を訪問し合い、それぞれの庭造りに生かしていこうと話し合っている。
    • こうした動きに園芸関係者は”東京のオープンガーデンの輪が広がってきた”と期待している。
  • 数年前からツアーを組んでいるのはNPO日本公開庭園機構の代表・佐藤さん。
    • 5年前から世田谷区、埼玉、長野県などで数軒の個人庭園を訪ねる会を開いている。
    • 「西多摩も訪ねたい」という声に応えて企画し、福生市、青梅市、瑞穂町などをめぐった。
  • アメリカの一行が京都など神社仏閣の日本庭園を見学して東京にやってきた折りにも西多摩地区の個人庭園を回った。
    • 「立川市の造園家の家では住宅と庭と植木畑がコンパクトに一体化している光景がアメリカ人にはユニークらしく、盛んにカメラを向けていました」と佐藤さん。
2006.06.25
  • 「土葬」が消える頃
  • 風景激変と歩を同じく
  • 1971(昭和46)年
  • 泉麻人の東京版博物館
  • 1971(昭和46)年6月6日付
    • カネを打ち鳴らしつつ、しめやかに野辺送りする昔ながらの葬式が、いよいよ都内から姿を消そうとしている。
      • 土葬の風習が残る多摩地区の4市がそろって全面禁止の態度をきめ、住民との話し合いにはいるためだ。
      • このほか、土葬は奥多摩、檜原などの一部町村にも残っているが、火葬への切替えで問題になってきたのは、既設の火葬場がどこも手一杯なこと。
      • 新設しようにも、喜んで受け入れる土地がない。
      • 火葬場新設プランを持たない多摩ニュータウンにしても「保育所つくって、ホトケを忘れている」と、批判の声がきかれる。
    • 「市部では、清瀬、東久留米、東大和、武蔵村山だけで伝統的な土葬が行われており、この地域でも住民が納得すれば、都に禁止地域の適用を申請する」と記事にある。
      • 写真は武蔵村山市で催された”最後の土葬”の光景のようだが、角のある動物のようなものを象った飾り物が印象的。
  • 東大和、武蔵村山市地区における土葬のしきたりが解説されている。
    • 飛脚
      • 死者があると、集落の世話役が二人一組になって親戚、知人へ通知に走る。
      • これを「沙汰に行く」という。
    • 穴番
      • 集落には「穴堀り帳」が備えてあり、その順番で葬儀の役割が決まる。
      • 穴番(5〜6人)は葬儀の中心人物。
      • 葬式当日、「穴番」の人たちは早朝、葬家へ出向き、親族なみの待遇で朝食などの接待を受け、そのあと棺を埋める穴を堀りに墓地へ行く。
    • 出棺
      • 坊さんの読経なかばに「寄せ鐘」がたたかれ、人々が野辺送りに集まる。
      • ついで、出棺近いことを知らせる二番鐘、最後に三番鐘が鳴って、いよいよ出棺。
    • 葬列
      • 棺をかつぐのも穴番の人たち。
      • もっともいまでは棺をリヤカーに乗せるところが増えた。
      • 先頭に麦わらで作ったタイマツ、次いで僧侶、位牌、鐘。さらに、霊を鎮めるための五色の旗が4本、お膳、花輪の列が続いて、その後から棺、参列者が歩く。
      • 墓地までの辻辻にはロウソクが立てられる。
      • 先頭から棺をかつぐ人まで、わらじをはいて、野辺送りの行列は行く。
  • 土葬の廃止については、衛生面の問題もあろうが、「わらじを作れる人がいなくなった」「穴番の意味を理解しない住人が増えた」などの事情があげられている。
  • 多摩ニュータウンの第1次入居が始まったのがこの年。
    • 多摩地区の生活風景も激変していた時期。
    • 新しい団地に入ってきた人たちにとって、「穴番」の任務などが億劫なのはよくわかる。
  • 1971(昭和46)年の初夏の頃は、中山律子らのスターを輩出してボウリングが大ブーム、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」が巷に流れ、多摩より少し都心よりの練馬や杉並では”謎の光化学スモッグ”の被害が深刻だった。
    • 塩月弥栄子の『冠婚葬祭入門』がベストセラーになったのが前年。
  • 葬儀からも”死”のニオイが消え、表面的なマナーの方が優先されるようになってきた、ということなのだろう。
2003.12.26
  • わがまちを売り出せ 新選組
  • 2004(平成16)年、調布市と日野市が「新選組」に燃えている。
    • 徳川幕府末期に現れた「新選組」の中心は、多摩の農家の出身者だった。
    • 特に調布市は、局長・近藤勇を、日野市は、副長・土方歳三を生んだ地でもある。
  • NHK大河ドラマ「新選組!」が、自分の町をアピールする千載一遇のチャンスになると、両市とも新選組担当の部署を置き、市長も自ら先頭に立ち、様々な取り組みを見せている。
    • 調布市長は「近藤は、類まれなリーダーシップと冷静な分析能力を持った人物。見習いたい」。
    • 日野市長は曾祖父が新選組の前身の浪士隊だったこともあり、新選組に人一倍関心が強い。
      • 「新選組は明治新政府の下では賊軍。まちおこしの材料にしにくい雰囲気もあったのですが、大河ドラマがそれを払拭してくれました」
  • 新選組関連事業にかける年間予算は、調布市が3億5000万円、日野市が3億円。
    • 大河ドラマ放映をきっかけに、「調布はもちろん多摩地域全体のまちおこしにつなげたい」(調布市長)、「地元にすてきな人たちがいたと、胸を張って日野市民は大きく羽ばたいて欲しい」(日野市長)。
    • 郷土が生んだ新選組に、”平成のまちおこし”をかけている。
アサヒタウンズ
  • まちおこし好機到来、多彩な動き
  • 新撰組
  • 大河ドラマ館
    • 調布市と日野市が開催する「ちょうふ新選組フェスタ」と「新選組フェスタin日野」の2カ所に大河ドラマ「新選組!」にふれられる「大河ドラマ館」が登場する。
  • 旧佐藤彦五郎邸(日野市)
    • 日野駅南口から徒歩10分、甲州街道に面して旧名主の佐藤彦五郎邸。
      • 1836(天保13)年、家督を継いだ彦五郎は、長屋門の一角に道場を設け、自衛のために剣術に励んだ。
      • 近藤や土方、井上源三郎、沖田荘司(そうじ)らもここで天然理心流の腕を磨いた。
    • 京都で新選組として活躍した彼らを、彦五郎は物心両面から支えた。
      • 特に土方は、姉の夫であった彦五郎を募った。
      • 函館で最期を遂げた土方の形見の写真を受け取ったのも彦五郎だった。
      • 佐藤家には、新選組隊士からの手紙や写真など、膨大な資料が所蔵されている。
      • 16代目にあたる佐藤福子さん(47)は、大河ドラマ放映が決まったあと、マスコミ攻勢で疲れ気味。
    • 旧佐藤邸は、そば処「日野館」だったが、大河ドラマをきっかけに日野市では旧佐藤邸を有形文化財に指定。
      • 「新選組フェスタ」の期間中、「日野宿本陣跡」として一般公開する。
  • からくり屋敷(調布市)
    • 調布市では大河ドラマに合わせて、市内の名所旧跡を紹介するイベント「ちょうふ新選組フェスタ」を、都立神代植物公園で開く。
    • 「大河ドラマ館」と並ぶメーン施設が「新選組からくり屋敷」。
    • 屋敷内は、幕末当時の雰囲気そのままに再現される。
    • 映画「新選組血風録」などを制作した角川大映、にっかつ撮影所、大河ドラマに小道具を提供している高津装飾(すべて調布市)が全面協力して開設する。
  • 井上源三郎資料館(日野市)
    • 井上源三郎は、日野出身の新選組六番隊長。
    • 同郷の土方歳三の相談役でもあった。
    • 源三郎から5代目の子孫にあたる井上さん(49)は、源三郎の生家があった所に住んでいる。
    • 先祖に光を当てたいと、自宅の土蔵を改装して「井上源三郎資料館」をオープンする。
    • 源三郎は、近藤勇らと終始行動をともにし、鳥羽・伏見の戦いで討ち死にした。
    • その兄・松五郎は八王子千人同心だった。
  • 土方歳三資料館(日野市)
    • 開館10周年を迎える土方歳三資料館は、歳三の生家(区画整理で建て替えられ、当時のものではない)の1室を資料館として公開している。
    • 昨年12月初め、大河ドラマ「新選組!」で土方役の山本耕史さんが資料館を見学に来た。
  • 近藤勇にリーダーの資質 生家10代目 宮川さん語る
    • 近藤勇は、調布市の豪農・宮川家に生まれ、剣の腕を見込まれて、天然理心流・近藤周介の養子となった。
    • その生家・宮川家10代目当主、宮川豊治さん(78)。
    • 新選組関連の取材の対応に忙しい毎日を送っている。
食*(多摩地域)
2006.12.24
  • 日本茶手もみ、東京勢技あり
  • 瑞穂・青梅の若手農家、全国最優秀
  • 努力実り、味や香り満点
  • 日本茶の手もみの技を競う「第10回全国手もみ製茶技術競技大会」で、東京都内から唯一出場した「東京狭山茶手もみ保存会」が、茶どころ静岡などの強豪チームを抑え、最優秀賞に輝いた。
    • 優勝メンバーは、瑞穂町と青梅市の狭山茶農家で、30代の若手が中心。
    • 手もみの伝統を消すまいと、1996(平成8)年に結成された保存会が地道に練習を重ねてきた成果が実った。
  • 大会は静岡県静岡市葵区の静岡茶市場で開かれた。
    • 静岡、福岡、京都、埼玉など茶どころで知られる12都府県、計24チームが出場した。
    • 競技内容は、新芽3キロを、1チーム3人が5時間以内に製茶するというもの。
    • 各チームは、和紙が敷かれた1畳ほどの大きさのホイロと呼ばれる台の上に新芽を乗せ、下にあるガスコンロで温めながら、ゆっくり乾燥させる。
    • 競技開始から約3時間でようやく茶の形になり始め、終了間際、針のように細くピンと伸びた、長さ4〜5センチの茶が完成する。
    • 審査は形、味、香りなど5項目で行われたが、保存会はすべてで満点だった。
  • 瑞穂町や青梅市、武蔵村山市一帯は、明治期から茶の栽培が広まった。
    • 東京都によると、都内の荒茶生産量は年約90トン。
    • 作付面積では全国の0.5%程度だという。
  • 保存会は、機械による製茶が主流の中、手もみ茶の良さを残そうと、この地域の茶業後継者で結成。
    • 若手を中心とした15人が、町内の道場で手もみ技術を練習する。
    • 地元の小学生らの体験授業にも協力している。
    • 関連HP→東京狭山茶手もみ保存会
2006.11.30
  • おれたちの牛乳ができた
  • 多摩酪農家発、東京牛乳
  • 私が選んだ一品
  • 多摩地域の酪農家の生乳だけでつくられた「東京牛乳」。
    • 東京都酪農協同組合と酪農家、日の出町に工場を持つ協同乳業が、約1年がかりで共同開発した産地指定牛乳。
    • 1日5千本が限定生産。
  • 現在、多摩地域の酪農家は約80戸。
    • 多くが住宅地や道路が迫るなど、都市化の中で牛を飼育している。
    • 東京牛乳の生産に参加しているのは、八王子市、町田市、あきる野市、立川市、青梅市、瑞穂町、日の出町などの50戸。
    • ホルスタインなど約1600頭の乳牛を飼っている。
  • 「今までは生乳を出荷しても、ほかの地域のものと混ざって、どこに行ったか分からなかった。うち1軒でミルクプラントを持つほどの生産量もない。だから、自分たちの牛乳という意識が持てる牛乳が出来たことがうれしい」と52頭のホルスタインを飼う、あきる野市の前田牧場の前田さん(33)。
  • 多摩地域は、飼育頭数が少なく、小規模の酪農家がほとんど。
    • 牛の世話が行き届き、健康管理にも気を使っている。
    • 無理な搾乳もしないから、質の高い生乳が採れる。
    • こうした身元のはっきり分かる生乳だけで作られている。
  • ここ5年間に多摩の酪農家は、経営者の高齢化や都市化の波、糞尿処理に関する法律改正などで50戸近くがやめた。
    • そんな逆風の中でがんばろう、という酪農家の心意気が伝わる。
    • 関連HP→東京牛乳
アサヒタウンズ
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2006.11.02
  • 集団小規模、募る危機感
  • 山椒魚の里
  • 多摩水と人と
  • 首都大学東京(八王子市)で助手を務める草野さん(54)は大学院生のころから、トウキョウサンショウウオの研究に取り組んできた。
    • 草野さんのコンピューター解析によると、トウキョウサンショウウオが、50年後に生息しているためには、最低でも一つの集団に約100匹のメスがいる必要があるという。
  • 「開発で生息地が分断されてきた結果、大半の集団が小さな規模になってしまった。メスが集団の中に10匹ほどしかいない。絶滅を免れるために必要と考える約100匹に到底及ばない。このままでは、遠からず消えてしまう可能性が高い」
    • それだけに、都内で初めて「里山保全地域」に指定され、市民が保全に取り組む、あきる野市の横沢入(よこさわいり)地区への期待は大きい。
  • 「トウキョウサンショウウオは、人間では分からない微妙な環境の変化に敏感なんです。逆に、姿がある限りその水辺は安心できる。『清らかな水辺のシンボル』と言われるゆえんです」
2006.09.16
  • 届けるプロ意識伝承
  • 夢架けた水
  • 多摩水と人と
  • 自慢の高度浄水処理で磨き上げた「おいしい水道水」を安全に、確実に家庭に届ける。
    • 東京都水道局は、老朽化した管を積極的に取り換える「K0(ケイゼロ)プロジェクト」に、とりわけ力を注ぐ。
  • 阪神大震災を機に、水道管に対する見方や関心度は大きく変わった。
    • インフラの要とも言える水道管。
    • 激震で、継ぎ手の部分が抜けてしまう管が続出した。
    • 「最新型」は、強い地震の揺れを想定して継ぎ手部分が伸縮する。
    • はめ込み式のため、速やかな復旧が可能と言える。
  • 都水道局が直面する課題の一つに、水道を守っていくための技術の伝承がある。
    • 「大地震が発生した際、招集連絡がなくても職員が駆け付ける−そうしたプロ意識を引き継がなければ」と。
  • 都水道局が実施した「お客様満足度調査」の速報がこのほど示された。
    • 3年前の調査で、飲み水としての水道水に対して5割もあった「不満」の回答が、3割余まで減っていた。
2006.09.15
  • 水質変化、データで実証
  • 夢架けた水
  • 多摩水と人と
  • 東京都水道局が取り組む「安全でおいしい水プロジェクト。
    • 目標に、国の水質基準より厳しい残留塩素量を掲げる。
  • 多摩地域の大小約60の各浄水場は、高いハードルを何とか飛び越そうと奮闘を続けている。
    • この夏、多摩地域での目標達成率は80%を上回った。
    • 広範囲の水質を均等に保たなければならないのが多摩地域の宿命。
    • 3年前、多摩地域78カ所の測定地点に水質を自動的に測る機器が設置された。
  • 格段に向上した測定環境と水質向上をどう結びつけるか。
    • 「夏は塩素の減りが大きく、冬は少ない」
    • 水質向上の要ともいえる都水道局の多摩改革推進本部(立川市)技術指導課の坂井さん(60)は、従来、:経験則で語られがちだった水質変化を正確なデータをもとに実証しようと試みた。
    • 水道局のプロジェクトが掲げられたのは、そんな矢先だった。
    • 坂井さんは追い風をきっちり受け止め走り出した。
2006.09.14
  • 高品質へ独自の基準
  • 夢架けた水
  • 多摩水と人と
  • 東京の水道水は、50項目に及ぶ国の水質基準をクリア、「おいしくない水」のレッテルをはがした。
    • 都水道局施設計画課長の牧田さん(49)らはあえて国よりも厳しい都独自の目標を定めた。
  • 水道水のおいしさを左右する大きな要因は消毒用の塩素。
    • 最低限の量を守りながら、塩素量をできるだけ抑えようというのが都の新たな目標。
  • 塩素とアンモニアが結びつき、カルキ臭など不快なにおいの元となる「トリクロラミン」という物質の量も、都独自の数値目標に掲げるよう訴えた。
    • 国を含め、他の自治体にはない試みだった。
  • 水質をすべてわずかな範囲内に収める。
    • 名刀をさらに研ぎ澄ますような提案。
2006.09.13
  • 目指すは「がぶ飲み」
  • 夢架けた水
  • 多摩水と人と
  • 東京都水道局調査課長の宇井さん(50)は夏になると、決まって思い出す光景がある。
    • 「子どものころ、照りつける日差しの下で水道の蛇口から水をがぶ飲みしたなあ」
  • 宇井さんは今、都水道局が取り組む「安全でおいしい水プロジェクト」の事務局長を担う。
    • 3年前に実施した「お客様満足度調査結果」
    • 飲み水として、水道水に「不満」と回答した人が5割に達した。
    • 理由を「おいしくないから」と答えた人が8割近い。
    • その4年前に実施した調査では、「不満」は約4割だった。
    • 「水道離れ」の加速ぶりに局の幹部は愕然とした。
  • 2004(平成16)年、「水道週間に合わせてプロジェクトはスタート。
    • 「東京の水道水はまずい」というレッテルをどうはがすか。
    • 高度浄水処理という最新技術を広くPR。
    • ペットボトルに詰めて「東京水」として、都庁内の売店やJR東京駅の「東京みやげセンター」に置き、1本100円で売り出した。
  • 都内の住宅には、当たり前のように浄水器がついている。
    • 調布市の宇井家もそうだ。
    • 昨年まで水道局以外の職場にいた宇井さんは、調査課長に着任した晩、自宅の台所で浄水器を通さず水道水を直接飲んでみた。
    • 「悪くないな」と思った。
  • この夏、都水道局は各教育委員会を通じ、学校への「直接給水方式」の呼びかけを始めた。
    • 現在、多くの学校では、いったん貯水槽にためた水を使っている。
    • 「直結」にすれば、蛇口からより新鮮な水が出る。
    • 「水道水がぶ飲みの復活」を目指したプロジェクトの施策のひとつ。
2006.09.12
  • 「博士と名人」潤す味
  • 夢架けた水
  • 多摩水と人と
  • 東京の水道水のおいしさと品質の高さを、ぜひ知ってもらおう−。
    • 東京都水道局は2年前、水道水をペットボトルに詰めて売り出した。
    • 現在のラベルには、その名も「世界に誇る 東京水」とある。
    • 都庁内や上野公園内の売店などで売られている。
    • 従来の浄化方法に、オゾンと生物活性炭という新たな処理方法を組み入れた「高度浄水処理」が生み出した、いわばハイテクの水。
  • 「水博士」こと小島さん(90)は、農学博士で、玉川浄水管理事務所長を務めた。
    • 玉川浄水場で水質検査を担当した前田さん(75)は、その熱心な仕事ぶりから「きき水名人」と呼ばれた。
  • 東京五輪を数年後に控えた1960(昭和35)年代初め、2人が勤務していた玉川浄水場には、苦情が相次いだ。
    • 「水がまずい」「薬臭くて飲めない」
      • 原因は多摩川の汚濁だった。
    • 1960(昭和35)年代、多摩地域の人口増とともに、生活雑排水やし尿などが川に流れ込んだ。
      • 水質の指標となる生物化学的酸素要求量(BOD)は20倍に跳ね上がり、取水口には洗剤の泡が人の背丈ほどに沸き立った。
    • 「こんな汚れた水を水道水にしているのは世界中どこにもない」。
      • 小島さんは悩んだ。
      • アンモニアを消すため、その量の10倍もの塩素を加えた。
      • アンモニアと塩素が結合、嫌なにおいを出す元となった。
  • 研究を続けた小島さんは微生物と活性炭、オゾンによる浄化方法にたどりついた。
    • 都水道局は1970(昭和45)年、玉川浄水場での浄化処理を停止したが、小島さんの研究成果は現在の高度浄水処理技術につながっていった。
2003.05.15
  • 多摩は名湧水の宝庫
  • 都内に717カ所ある湧水のうち、多摩地域には427カ所の湧水がある(2000(平成12)年度、東京都環境局調べ)。
    • 都は湧水への関心を高め、その保護と回復をはかるために、今年「東京の名湧水」57選を選定。
      • 多摩地域からは38カ所が指定された。
    • 一方で河川改修や宅地、道路開発で岐路に立たされている湧水も少なくない。
      • 都の調査では、1995(平成7)年に比べ、都全体で70カ所が消失したという。
  • 湧水を歩くイベントで案内役を務める大谷さんに、多摩の湧水について聞いた
    • 多摩の湧水の特徴
      • 水量が豊富で、丘陵地帯の谷戸(谷間)にたくさん湧水ポイントがあった。
      • 昔から酒蔵や豆腐屋さんが利用していた、生活に密着した湧水。
        • 現在は生水のままで飲むことはお勧めできないが、ポリタンクでくみに来る人もいる。
      • しかし、宅地と道路の開発、河川改修などで、失われつつあるのが現状。
    • 湧水は危機的な状況にある、ということか
      • 地中の「水の道」は長い距離でつながっているので、水が湧いている場所だけを保全しても、離れた地点に工事などの手を入れた影響で、枯れてしまうこともある。
    • 湧水を歩くイベントで案内役を多く務めているが
      • 実際に自然の中を歩いてみることは大事。
      • 湧水の周りにはザリガニやシマアメンボなどの生き物がたくさんいる。
      • 水の大切さはいっぺんには分からないかもしれないけれど、周辺の植物に触ってみるなど、目線を変えて好奇心を持って歩くことで、水の大切さを理解するきっかけになると思う。
    • 東京の名湧水に多摩から38カ所が選ばれたが
      • 都が選定したが、まだ区市町村に認知されているとは言い難い状況。
      • これをきっかけに、湧水に関心を持ってもらえるよう、行政や学校の総合学習で取り組んでもらいたい。
      • 生き物が住みやすい環境は人間にとってもいい環境である。
■地形
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2006.08.31
  • 土中の水銀、東京湾へ
  • 30年前の農薬汚染、雨で流出
  • 30年以上前に農薬としてまかれ、土壌に残留した水銀が雨で河川に流れ出し、今も東京湾を汚染している可能性が高いことが分かった。
    • 使われた水銀量から推定すると、東京湾の水銀汚染は今後、数十年は続くとみている。
    • 専門家は「健康への影響を重大に考える必要はないのではないか」との見方。
  • 国内では、1950(昭和25)年代から1970(昭和45)年代初めに水銀系農薬が農地に大量に使われ、使用水銀量は約2500トンと推定されている。
    • 水銀が残る農地は全国にあるため、東京湾以外の内湾や湖沼でも同様のケースが予想されるという。
    • 「健康への影響については、東京湾でそれほど多くの魚を取っているわけではないので、重大に考える必要はないのではないか」と国立環境研究所特別客員研究員・日本環境化学会会長
  • 水銀:
    • 常温・常圧で唯一、液体の金属元素。
    • 水銀系農薬は稲の大敵「いもち病」に効果があるため、1950(昭和25)年代中頃から全国的に使われ、米の増産に役立った。
    • 同じ頃、メチル水銀による「水俣病」が発生し、1970(昭和45)年代には水銀系農薬の生産と使用が全面禁止された。
    • 微生物の働きで生成されるメチル水銀は、食物連鎖を通して魚介類に蓄積される。