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■長野県長野市久米路峡の情報、地図、概要

久米路峡
くめじきょう
長野県信州新町信州新町水内(しんしゅうしんまちみのち)
グーグルアース座標(久米路橋)=N36 34 2.57 E138 2 3.82
地図地図
撮影日:2008/5/21
写真1
概要
  • 古代の火山の噴出物による硬い岩石による峡谷と考えられている。
    • 犀川の中流部では最も狭く、昔から何回も橋が架け替えられてきた。
    • 記録にある最古のものは1611(慶長16)年(江戸時代初期)
    • 古くから名勝として知られ、長野県の県歌「信濃の国」にも久米路橋が歌い込まれている。
    • しかし現在は、ダムによる貯水のため、切り立った峡谷の風情は薄れた。
  • 「きじも鳴かずば」の伝説
    • きびしい年貢に苦しむ貧農の父。
      • 娘が病気になり、何も食べない日が続き「赤飯が食べたい」と言った。
      • それを聞いた父は地主の蔵から材料を盗み出して食べさせた。
      • 回復した娘は、子供たちと遊んでいるときに誇らしげに「赤飯を食べた」と話してしまう。
      • そのことからバレて父は捕らえられる。
      • そのころの久米路橋は大雨のたびに流されていた。
      • そして父は橋の架け替えの時、人柱として埋められた。
      • 父を失った娘は衝撃のあまり口をきかなくなってしまった。
      • 何年か後、娘の前で鳴いたキジが漁師に撃たれてしまう。
      • 娘は「キジも鳴かずば撃たれないものを・・・」と一言だけ発した後、また口をきけない毎日を過ごしたという。
    • 「雉子も鳴かずば」像が奈津女公園に立っている。

写真2:遊歩道から久米路橋(くめじはし)

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奈津女公園
信州新町美術館・有島生馬記念館・信州新町化石博物館

写真4

長野市

写真5

写真3

写真1

写真3:遊歩道から東側を望む

写真5:久米路橋から西方向(上流側)

写真4:久米路橋から東方向(下流側) >>拡大