• 中国の南部にある省。
• 山地が総面積の５０％余を占め、珠江デルタを中心とする平原は２０％にすぎない。(これだけでは日本的感覚だと山国のように感じるが、広大な土地なので、広州付近では、平野にいる感じ)
• 省都：コワンチョウ(広州)。
• 南シナ海(南海)に面し、海岸は中国の省・市で最長。
• 高温多湿の気候。
• 主要言語は広東語。
• 紀元前１４０年(日本-弥生時代中期)から外国との交流・交易が行われ、中国の南の玄関として知られる。
  • 唐代から海外に移住する華僑が現れ、これまでもっとも多くの華僑を送り出してきた地域として知られる。
  • 近代に入ってアヘン戦争、孫文の清朝打倒運動、国民党の北伐など数多くの歴史事件の舞台となった。
  • 1957(昭和32)年〜1970年代末(昭和54)には、広州交易会は西側諸国に開かれた唯一の貿易窓口で、開放の最先端を走る地域として注目された。
  • 1980(昭和55-)年代に入り、経済特区が、他の省・市にさきがけて設置された。
  • 広東省に進出した外資系企業は2万社(2007時点)。
  • 現在、中国の対外貿易の中心的な役割を担(にな)っている。

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