東京都八王子市
八王子千人同心 はちおうじせんにんどうしん
  • 江戸時代、現・東京都八王子市に置かれた、甲州との境の警備と治安の維持を担う集団。
  • 元は甲斐国の武田氏の軍事集団だった。
  • 1582年(天正10)に武田氏が滅ぶと徳川家康の配下になる。
  • その後、家康が関東の領主になると国境の警備のため八王子に移る。
    • 当時、八王子は江戸時代に軍事や民政上の拠点として重視されていた。
    • その人数は名前通り約1000人いた。
  • 戦乱が収まった江戸時代には江戸城警備、日光の警備、北海道の開拓、長州への出兵などが行われ、幕府からの命がないときには農業を行っていた。
    • また、文武の普及に務め、私塾を開いたり、歴史書を著したり、洋学を学ぶ者もいた。
  • 明治維新で解体されるまで278年間続いた。
  • その名前はJR中央本線西八王子駅の北側の八王子市千人町(せんにんちょう)に残っている。
鶴巻橋の「千人同心」像(東京都八王子市)

2009/11/6
八王子千人同心組頭の家・・・江戸東京たてもの園(東京都小金井市)

2005/8/6
関連
2011.01.24

My Dictionary