| 野麦峠 | のむぎとうげ | 
    
      | グーグルアース座標=N36 3 5.28 E137 36 18.29 | 
    
      |  地図 | 
    
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        長野県松本市と岐阜県高山市の県境にある、乗鞍岳と鎌ヶ峰の間の鞍状の部分(つまり、これが峠)。
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        標高1672m。
        「野麦」とは野麦のことではなく、農民が凶作の時に、周辺に生い茂るクマザサの実を粉にしてダンゴを作ったことから、クマザサを野麦と呼んだことによる。 (→笹)
        明治時代から大正時代にかけて、飛騨高山(岐阜県高山市)周辺の貧しい農家の娘たちが、女工として数日かけて徒歩で野麦峠を通って北アルプスを越えて、信州の岡谷(長野県岡谷市)や諏訪(長野県諏訪市、下諏訪町)の製糸工場に働きに出た。
        
          しかし、過酷な労働環境の元、死者も多く出た。
          その様子は小説「ああ野麦峠」に詳しい。
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      | ■工女宿 宝来屋 歴史の里(長野県松本市) 
  2007/7/27
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      | ■工女の宿、川浦歴史の里扇屋(長野県松本市) 
  2006/5/22
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      | ■野麦峠への道(長野県松本市) 
  2005/5/27
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      | ■野麦峠の館(岐阜県高山市) 
  2005/5/27
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      | ■野麦峠のクマザサ(たぶん)。向こうに乗鞍岳 野麦峠の館付近で(岐阜県高山市) 
  2005/5/27
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      | 2010.06.21 | 
    
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