植物・食品
生姜 しょうが
Ginger
  • 肥大した地下茎を香辛料にするショウガ科の多年草。
  • インド原産とされるが、自生地は発見されていない。
    • 日本に渡来した時期ははっきりしないが、平安時代には栽培の記録がある。
  • 高さ50〜80cm、葉が生育するにつれて、茎の基部の塊茎がふくらんでいき、次々に枝分かれしてささくれだった形になる。
  • ハジカミ(薑)と呼ぶこともある。
  • 料理
    • 根ショウガ(土ショウガ、ひねショウガ)と、葉付きショウガ(新ショウガ)がある。
      • 薬味、紅ショウガ、「ガリ」と呼ぶ酢ショウガなどのほか、魚肉料理の臭み消し、中華料理の炒め物などに使われる。
    • 根ショウガ
      • 薬味には、すりおろした「おろししょうが」や、細い千切りにした「糸ショウガ」で、臭み消しなどには輪切りにして使うことが多い。
      • すりおろしたショウガを容器に詰めたものも販売されている。
    • 葉付きショウガ
      • 関東では谷中(やなか)ショウガと呼ばれ、つけあわせによく使われる。
      • 味噌をつけて食べることが多い。
  • 効果
    • 胃液の分泌をよくして消化作用を高め、血液の循環もよくする。
      • 民間薬、漢方薬として、風邪、咳、腹痛、冷え症、新陳代謝機能の衰えなどに使われる。
    • 生薬
      • ショウガの根茎を用い、生姜(しょうきょう)と呼ぶ。
      • 辛み成分のジンゲロンやショウガオールには殺菌効果がある。
  • 参考:エンカルタ2007
関連HP
独立行政法人農畜産業振興機構
・・・野菜
・・・・・・野菜図鑑
・・・・・・・・・しょうが
永谷園生姜部
株式会社前川博之商店(高知県土佐市)
■ショウガを売る露店が出る二宮神社しょうが祭り(東京都あきる野市)

2008/9/9
*2010.09.05

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