温泉 おんせん
hot spring (湯のわき出る所)
spa (温泉地)
hot-spring resort (温泉のある保養地)
  • 地学的には、地球内部の熱によって温められた地下水が、自噴すること。
  • 一般的には、上記の温水を利用した浴場、またはその浴場がある地域。
  • 日本は世界で最も温泉が多い。
  • 分類
    • 鉱泉
      • 鉱物などの無機物を多く溶融しているもの。
        • 冷鉱泉
          • 低温の鉱泉
        • 温泉
          • 比較的高温の鉱泉
  • 地学的には、その土地の年平均気温よりも高いものを温泉とする。
  • 日本では法律上(温泉法)、25度以上を温泉としている。
    • ただし、それより低くても、定められた成分のうち1種類でも含まれていれば温泉とみなしている。
      • この場合、温泉旅館などの多くがボイラーにより加熱している。
    • 欧米ではその成分による療養目的が多いため、日本より低い温度で温泉としている。
  • もともとは自噴するものを温泉と言っていたが、現在では技術が進み、掘削した人工的なものも含める。
  • 一般的に火山帯に多いが、そうでない、地球内部の地熱によるものもある。
  • 掛け流し」、または「源泉掛け流し
    • 人工の温泉施設において、温水を濾過して循環させる「循環風呂」に対して、温水を再利用せず、そのまま排出させる方式を言う。
    • 循環風呂が多かった頃は、注目されなかったが、2000年(平成12)〜2002(平成14)年にかけての清掃不足によるレジオネラ菌騒動や、2004(平成16)年に各地で発覚した温泉成分偽装騒動で、徐々に認識され、現在ではこれを前面に押し出した温泉が増え、ブランド化したといえる。
    • この言葉を初めて使ったとされる人物が2人いるらしい。
関連
関連HP
温泉名人(日本温泉協会)
温泉ナビ
アルプス温泉博物館(長野県大町市)

2005/5/31
2010.03.25

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