宮内庁 くないちょう
Imperial Household Agency
  • 内閣府に所属する行政機関で皇室に関する業務を担当する。
  • 内閣府の外局ではなく、独自の位置を占める。
    • 庁舎は皇居内にある。
  • 宮内庁長官のもとに、長官官房、侍従職、東宮職、式部職、書陵部、管理部があり、また京都事務所、正倉院事務所、御料牧場がおかれている。
    • 侍従(じじゅう)
      • 天皇皇后の身辺を担当し、国家の印章である国璽(こくじ)と天皇の印章である御璽(ぎょじ)を保管する。
    • 東宮(とうぐう)
      • 皇太子同妃の身辺を担当する。
    • 式部(しきぶ)
      • 儀式や交際、雅楽に関する業務を担当する。
    • 書陵部
      • 図書・記録などの編集をおこなうほか、天皇陵の調査・考証・管理を担当する。
    • 管理部
      • 桂離宮(京都市西京区(にしきょうく))などの皇室財産を管理する。
    • 京都事務所
      • 京都御所(京都市上京区(かみぎょうく))などを、正倉院事務所(奈良県奈良市)は、正倉院宝庫および正倉院宝物を管理する。
  • 1868(明治元)年に太政官(だじょうかん)制が導入され、翌69年にそれが改革された際に設置された宮内省が宮内庁の起源。
    • 戦後の1947(昭和22)年、日本国憲法の施行と同時に宮内府となり、1949(昭和24)年に宮内庁となって旧総理府の外局におかれたが、2001(平成13)年、内閣府に所属することとなった。
  • 参考:エンカルタ2007
関連
関連HP
宮内庁
■皇居内にある宮内庁(右側)、左側は坂下門(東京都千代田区)

2003/9/3
*2013.06.16

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