縄文土器
縄文式土器
じょうもんどき
  • 明治初年、アメリカの動物学者エドワード・モースが、大森貝塚(大森貝塚遺跡庭園(東京都品川区)・大森貝塚(大田区))の調査で出土した土器に縄目の文様が多かったことからcord marked pottery (縄目文様の土器)と記録。
    • 縄文土器という言葉はその訳語から生まれた。
  • 縄文土器には縄文(縄目文様)を持たず、棒や篠竹(しのだけ)で線刻したり、粘土紐(ひも)を貼り付けたりして文様をつけた土器もあり、一般に縄文土器といえば、縄文時代に使われていた土器を意味する。
    • 形態や文様は年代や地域によってバラエティに富み、考古学では遺跡の年代を決定する重要な指標となっている。
  • 芸術家・岡本太郎が、1951年(昭和26) 東京国立博物館(東京都台東区)で、それまで考古学の遺物としてしか扱われていなかった縄文土器に美的価値を「発見」する。
東京国立博物館本館(日本館)(東京都台東区)

2011/2/22
2010.11.15

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