音読み
  • トウ
  • ドウ
訓読み
意味
  • 春秋・戦国時代の国名。現在の山東省滕(トウ)県。魯(ロ)の南にあった小国。
  • 水がわきでる。《類義語》⇒騰。
解字
  • 「水+音符朕(上に出る、あがる)」
音読み
  • トウ
  • ドウ
訓読み
  • なみ
  • なみだつ
意味
  • なみ。おおきななみ。うねり。《類義語》⇒波。
  • なみだつ。水が風などでうねりをおこす。
解字
  • 「水+音符壽(シュウ)・(トウ)(うねうねと長い)」
音読み
  • トウ
  • ドウ
訓読み
  • つつみ
意味
  • つみ。水を止めるために築いた土手。
  • また、土手を築いて水をためた池。
  • 「池塘(チトウ)(池のつつみ、池)」「塘工(トウコウ)(護岸工事)」
解字
  • 「土+音符唐(トウ)」
類義
  • 堤は、横に長くのびたつつみ。
音読み
  • トン
  • タイ
  • ツイ
訓読み
  • あつい
  • おさめる
  • せまる
名付
  • あつ, あつし, おさむ, つとむ, つる, のぶ, よい
意味
  • あつい(あつし)。ずっしりと安定している。重厚な。《同義語》⇒惇。《対語》⇒軽・薄。《類義語》⇒厚。「敦厚(トンコウ)」「敦篤(トントク)(分あつく落ち着いた)」
  • おさめる(をさむ)。あるべき所に落ち着ける。《同義語》⇒頓。
  • 「渾敦(コントン)」とは、ずっしりとよどんで、えたいの知れないさま。また。鈍重でわけのわからない化け物のこと。《同義語》⇒混沌。
  • 太くてずっしりした、黍稷(ショショク)(きびの類)を盛る祭器。
  • ずっしりした盛り土。《同義語》⇒堆。
  • せまる。追い立てる。また、せきたてる。《類義語》⇒追(ツイ)。
解字
  • 敦の字の左側の部分は、建物の下のずっしりした土台、または城壁の土盛りを描いた象形文字。
  • 敦は、それに攴(動詞の記号)を添えた。
音読み
  • トウ
  • ドウ
訓読み
  • はた
意味
  • はた。絹の幕で筒型に包んでたらした飾り。▽朝廷の儀仗や行列の飾りに用いる。
  • はた。筒型の幕に経文を書いてたらし、仏殿の飾りにするもの。
  • 「幢幢(トウトウ)・(ドウドウ)」とは、光が薄暗くうつろな感じで揺れるさま。また、はたの羽の揺れるさま。
解字
  • 「巾(ぬの)+音符童(つきぬく、筒型)」で、筒型の幕のこと。また、中空で、筒型をしたものがゆらゆらと揺れるさま。筒と同系。
音読み
訓読み
  • とも
  • へさき
意味
  • とも。ふねの後尾。
  • へさき。ふねの首部。
解字
  • 会意兼形声。「舟+音符盧(ロ)(つぼ型のくぼみ)」。くぼんだ船尾が原義で、船首とするのは誤用。
音読み
  • トン
  • ドン
訓読み
意味
  • 水をたくさんいれてぐつぐつと柔らかく煮る。こってりしたうま煮。
  • 「燉煌(トンコウ)」とは、地名。甘粛(カンシュク)省にある。⇒「敦煌」
解字
  • 「火+音符敦(トン)(ずっしりと重い、こってりした)」
漢和字典

漢和字典の意味