１階 地球の多様な生き物たち 自然を生き抜く工夫 共生・寄生

撮影日：2011/4/15

写真１：アリを飼う植物 アリノトリデ属、アリノスシダ属の一種は、アリを住まわせ、アリが植物を敵から守り、アリが運んできた餌や排泄物が植物の栄養になる。

概要

生物どうしが協力し合ったり、利用する。

陸上生物の多様性+|

陸上生物の多様性+|

多様性の由来+

系統広場*

自然を生き抜く工夫 ･･･サイズ| ･･･温度・水 ･･･栄養 ･･･子孫

私たちはどれだけ知っているか+

• ナマコにとっては何の得にもならないという。

写真２：ナマコの腸管に隠れるシモフリカクレウオ

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写真９：クジラの内蔵に寄生するアニサキス

• カッコウはオオヨシキリやモズなど約２０種の鳥の巣に卵を産みつけ、子育てを完全にまかせてしまう。
  • まかされた方は、雛(ひな)が仮親(かりおや)より大きくなっても育て続ける。

• ３０〜３００mの海に生息し、毒をもつイソギンチャクを殻に付けて身を守り、動けないイソギンチャクは移動することができる。

写真７：イソギンチャクを殻に付けるヨコスジヤドカリ

• キクイムシの一部の種は、「菌嚢」(きんのう)と呼ばれる器官に共生菌類を持つ。
  • 木材にその菌を植えつけて幼虫の餌にする。
  • 生態系から見たら、倒木などの分解に役立っているが、人間側からみると材木の害虫となる。
  • ショウグンキクイムシは北日本のブナ材に深刻な被害を与える種。

写真６：餌を栽培するショウグンキクイムシ

• 大型魚やクジラに吸盤で貼り付いて、餌のおこぼれをいただく。

• 自分自身では動けないが、着生することによって移動する。

写真３：クジラ類に着生する貝の一種、ミミエボシ