• サルの骨盤は四足歩行を行うため、上下に長くなっている。
  • 直立二足歩行を行うヒトは、内臓を支えるために上下に短くなり左右に幅がある。
  • 女性は子供が産まれる産道のために左右が広くなっている。

写真３２：腰

• 内臓を守る部分で、四足歩行をする動物は内臓ごと背骨から吊るす形になっている。
  • 直立二足歩行を行うヒトは、内臓が下の方にたれ下がらないようにするため、上下に短く左右に長い構造になっている。

写真３０：脊柱(脊椎(せきつい))

• 直立二足歩行を行うヒトの脊柱は、足から脳への衝撃をやわらげるため、Ｓ字状になっていてバネの役目をする。
  • ニホンザルやチンパンジーでは弓状になっている。
  • ところが、猿回しで直立二足歩行を行うよう訓練したニホンザルの脊柱はＳ字状に変形するという。

• 哺乳類は一生の間に乳歯と永久歯の２回だけ生え代わる。
  • 魚類・両生類・爬虫類は何度も生え代わる「多生歯性」。

写真２２：「異形歯性」

• 哺乳類は異なる形の歯が並んでおり、魚類・両生類・爬虫類は同じ形の歯が並ぶ。
  • 鳥類に歯はない。

写真１６：プロポーション

• 一部の動物は「道具」を使うことが知られている。
  • しかしヒトとは違い、それはその場限りである。

• ほとんどの哺乳類は胎生。
  • 卵生の動物は卵を多く産み、産まれた子の面倒をほとんどみないが、胎生の動物は子の数は少ないが、成体になるまで面倒を見る。

• 魚類・両生類・爬虫類は「変温性」で、周りの温度変化に体温も変化する。
  • エネルギー(エサ)をあまり必要としない。
• 哺乳類・鳥類は「恒温性」で、体温は一定。
  • いつも活発に動くことができるが多くのエネルギーを必要とする。

• 爬虫類の骨は死ぬまでゆっくり成長するが、哺乳類は子供の時期に急激に成長した後、成体になった時点で止まる。

• テナガザル：オスとメスは１対１
• オランウータン：オスと複数のメスのグループが複数の群れをつくる。
• ゴリラ：オスと複数のメス
• チンパンジー：複数のオスと複数のメスがそれぞれ関わっている。
• ヒト：？

写真１０：霊長類の「社会」の形態

写真５：約６万年前の埋葬

• 哺乳類の爪
  • 鉤爪(かぎづめ)
    • イヌやネコの爪で、走るときや木に登る時に使ったり、獲物を捕えるときに使う。
  • 蹄(ひづめ)
    • ウマやウシが持ち、長い距離を走るのに便利。
  • 平爪(ひらづめ)
    • ヒトやサルが持ち、物をつまむのに便利。

• ヒトとサルには指にすべり止めのための指紋がある。

• オスとメスの身体の差。
  • テナガザルのような１対１の場合は身体の差はあまりないが、オランウータンやゴリラのように１対多の場合は、オスの方が体が大きく、犬歯、お発達している。

写真７：類人猿(ゴリラ・オランウータン・チンパンジー)

写真４：約５０万年前の火の使用

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写真３１：胸郭(きょうかく)

写真２７：「爪」

写真２６：「指紋」

写真２５：「手」

写真２３：「二生歯性」(にせいしせい)

写真１７：「ロコモーション」(移動の方法)

写真１５：「恒温性」と「変温性」

写真１４：「胎生」と「卵生」

写真１３「道具」

写真１２：「成長」

写真１１：「性的二型」

写真２：「ヒトと動物」−狩りをしている場面

写真３：約４００万年前の直立二足歩行