浴衣 ゆかた
  • 湯上がりや、夏のくつろぎ着として用いる木綿の一重(ひとえ:裏のない着物)。
  • 浴衣の語源は、入浴の際に身にまとった「湯帷子(ゆかたびら)」が転訛したもので、「浴衣」は、その当て字。
  • 歴史
    • 奈良時代の頃に中国から伝えられたといわれる風呂は蒸し風呂で、入浴の際に、麻の一重の着物である帷子をまとった。
      • 時代とともに入浴の習慣が庶民の間にも広まっていき、江戸中期の頃には、今のような浴槽付きのスタイルになり、銭湯も生まれた。
        • 吸湿性に優れた木綿のものへと変わっていった。
        • 湯帷子は湯上り着、くつろぎ着として一般的になる。
  • 近年は、簡単に着られる着物として、浴衣が若者の間で人気をよび、色も伝統的な藍色にこだわらない、カラフルなものが登場している。
  • 参考:エンカルタ2007
関連HP
浴衣屋さん.com
2010.05.24

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