気象
霜柱 しもばしら
  • 土の中の水が土の粒子のすき間を通って上昇して地面に達し、そこで冷えて氷となったもの。
  • 水が土の中を上昇するのは、土の粒子のすき間の毛管作用によるもので、氷は下方からだんだん上方へ伸びてゆき、氷の柱となる。
    • 氷柱はほぼ鉛直に立ち、その長さはときには10センチメートルを超える。
  • 霜柱が発生する条件は、水が毛管作用で上昇することが必要であるから、地表面の温度が0℃以下の場合で、地中の温度は0℃以上でなければならない。
    • 土質によって、できたり、できなかったりする。
    • 一般に砂地や粘土にはできにくく、関東地方に多い赤土にはできやすい。
  • 霜柱は農作物を枯らすことがあり、また霜柱が融(と)けると、ひどいぬかるみを起こす。
  • 英語には「霜柱」という概念はないという。
  • 参考:YAHOO!百科事典
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2011.03.30

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