植物

柚子
ゆず
yuzu
  • 日本の代表的な調味用柑橘類で、中国の長江上流が原産地であるミカン科の常緑樹。
  • 果実は、短球形で重さ100〜130g。
  • 果実をつけるまでに15年くらいかかるが、接ぎ木すると数年で結実する。
  • ミカン属の中では、最も耐寒性に優れ、東北地方まで分布する。
    • この優れた耐寒性のため、ほかの柑橘類などの接ぎ木の台木としても使われる。
  • 高知県や徳島県での生産が多い。
  • 日本と中国以外では、ほとんど栽培されていない。
  • 日本には、中国から朝鮮半島を経て、飛鳥時代または奈良時代に渡来したと推定される。
  • 山間部には野生化したものもある。
  • ユズの酸味と香りは料理によく用いられる。
    • 果皮は、汁物の吸い口、焼物や煮物、味噌に加えて「ユズ味噌」にする。
    • 果汁は刺身の付け醤油に加えたりする。
    • 果肉をくりぬいて器の代用とし、酢の物やあえ物を中につめたユズ釜(がま)、菓子として加工した「柚餅子(ゆべし)ジャムマーマレードなど、料理における活用は幅広い。
  • 風呂に入れて「ユズ湯」にもする。
    • 冬至の日に「ユズ湯」にはいると、ひびやあか切れをなおすとか、風邪をひかないなどといわれる。
  • 参考:エンカルタ2007
■長野県泰阜村(やすおかむら)の新しい特産品「柚子チョコレート」(\1500)


2012/2/27
2010.08.09

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