植物・食品
むぎ
  • 日本では主にコムギ(小麦)とオオムギ(大麦)とをまとめて麦と呼んだ。
  • 明治以降はその後伝来したライムギ(ライ麦)やエンバク(燕麦)なども麦に含めるようになった。
  • 「麦」という概念は欧米にはなく、麦に相当する英語もない。
  • 麦類は中央・西アジアの乾燥地帯が原産で、秋に芽生え、越冬して初夏に開花し結実する冬作物。
  • 麦類は日本では稲作の後の水田や夏作物の後の畑に、裏作物として栽培され、土地利用率を高め、食糧生産を高めることに寄与してきた。
  • コムギ、オオムギは人類が農耕を始めたときからの最も歴史の古い作物であり、日本へもイネと同じくらい頃に大陸から伝来して、栽培が始められた。
  • ライムギとエンバクは、原産地付近で、麦畑の雑草からしだいに作物化されたといわれる。
  • 麦類は世界の穀物生産の半分近くを占め、人類の半数近くの主食とされる。
  • 参考:YAHOO!百科事典
関連
■川から畑に水を引いて栽培した「水掛け麦」 富士吉田市歴史民俗博物館(山梨県富士吉田市)

2010/10/29
2011.03.30

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