松尾芭蕉 まつお ばしょう
  • 1644-1694
  • 句集、紀行文のほぼすべてが死後に出版された。
  • 有名な句
    • 古池や蛙飛込む水の音
    • 閑さや岩にしみ入る蝉の声
    • 五月雨を 集めて早し最上川
    • 荒海や佐渡に横たふ天の川
    • 夏草や兵どもが夢のあと」などがある。
  • 紀行文「おくのほそ道」の序章の文は有名。
    • 月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也
  • 松島やああ松島や松島や」は芭蕉の作とも言われているが、これは江戸時代後期の作といわれる。
  • 芭蕉の多数の門下は「蕉門」と呼ばれ、その中に「朝顔に釣瓶(つるべ)とられてもらい水」が有名な加賀千代がいる。
関連HP
芭蕉翁記念館(三重県伊賀市)
■句碑 観音院(埼玉県小鹿野町)

2010/5/8
■芭蕉が訪れた長楽寺(長野県千曲市)

2007/9/3
■江戸の大火で焼け出され都留に滞在した松尾芭蕉についてなどの展示もあるミュージアム都留(山梨県都留市)

2006/5/18
芭蕉記念館(東京都文京区)

2004/12/16
芭蕉庵史跡展望庭園(東京都文京区)

2004/12/16
2010.6.12
松尾芭蕉の歴史
1644 江戸時代
  • 伊賀国(現、三重県)に生まれる。
1674 元禄文化
  • 江戸に定住する。
1680
  • 深川(江東区)に庵をかまえ、そこに植えられた芭蕉にちなみ「芭蕉庵」と名付け、自分の名前にもした。
1684
  • 江戸→伊賀→大和(奈良県)→名古屋、翌年、奈良→京都→木曽→江戸をめぐる旅をし、紀行文「野ざらし紀行」にまとめる。
1687
  • 伊賀に戻る。
  • 信濃国(長野県)をめぐり、紀行文「更科(さらしな)紀行」にまとめる。
1689
  • 江戸→東北・北陸をめぐり、紀行文「おくのほそ道」をまとめる。
1691
  • 江戸に戻る。
1694
  • 元禄7 江戸を出発し、奈良、大阪への途中で病に倒れる。
  • 死の4日前の「旅に病んで夢は枯野を廻(めぐ)」が辞世の句となる。
  • 享年50歳。

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