御神籤
(御御籤)
おみくじ
  • 吉凶や物事の順番などを決めるときに、神や仏に祈り、その意を伺う占いの一種。
  • くじ、みくじ(御鬮、御孔子)ともいう。
    • (み)くじが語源。
  • 歴史
    • 藤原定家の日記「明月記」には、「孔子」の字があてられている。
    • 平安時代の「倭名鈔(わみょうしょう)」にはタケノクシの名がみえ、何本もある竹で作られたくじを筒や箱の中から1本引き抜いて吉凶を占った。
    • 鎌倉・室町時代には、命名や家督の決定に際し、神前でくじを引くことが行われた。
  • 現在でも、祭りの当番を決定する際に、名前を書いた紙片をまるめて三方にのせ、幣帛(へいはく)や榊(さかき)ではらい、そのときについてきた紙片に書かれている者を当番とする、玉上げ、振り上げなどの方法がとられている。
    • 神社や寺でよくみられるものは、竹や木で作られたくじを入れた筒や箱を振って、小穴からそれらを引き出す、引きくじ、振りくじである。
    • くじにしるしてある数字に応じて吉凶などが書かれた紙を渡す。
  • 引いた後の神籤を、境内の木の枝などに結ぶ習慣
    • 「結ぶ」が恋愛の「縁を結ぶ」に通じることから江戸時代から行われてきた。
    • その後、神様との「縁を結ぶ」にも通じるとされた。
  • 参考:エンカルタ2007/Wikipedia
関連HP
開運おみくじ
■引いたおみくじ・・・湯島天神(東京都文京区)

2011/2/22
■水に浸すと文字が出る「みずみくじ」 中之嶽神社(群馬県下仁田町) ビデオ映像あり動画

2010/5/31
塩船観音(東京都青梅市)

2010/5/6
2011.08.23/2010.05.24

My Dictionary