地質時代
白亜紀 はくあき
Cretaceous Period
  • 中生代地質時代の区分で、約1億3800万年前から約6500万年前まで。
  • 後期には全世界的な海進が起こり、現在の陸地面積の3分の1以上が海に没した。
  • 落葉樹が現れた最初の時代で、植物が現在のものに近くなり、恐竜など爬虫類が繁栄していた。
  • 大量絶滅
    • 穏やかな気候であったにもかかわらず、白亜紀の終わりにかけて恐竜など数回の大量絶滅が起こった。
    • およそ6500万年前に彗星(すいせい)または小天体が衝突して、塵をまきあげて太陽光線を遮断したために、気温が下がり、これに対応できなかった生物が絶滅した、といわれている。
    • 絶滅した種に代わって、生き延びた小型の哺乳類やトカゲ、ヘビ、ワニなどが新生代に発展した。
  • 名の由来
    • 白亜というのは、白い石灰岩質(チョーク)のことで、ドーバー海峡(イギリス・フランス)にのぞむ断崖によく見られ、1822年(日本−江戸時代後期)にハーロイが提唱して地質時代の区分として定着した。
  • 参考:エンカルタ2007
2010.06.16

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