動物・鳥類
すずめ
Tree Sparrow
  • 四季を通じて人家の周辺に生息し、建物のすきまなどに営巣する人目に触れやすいハタオリドリ科に属する鳥。
  • 全長約15cm。
  • 小笠原諸島(東京都)を除く日本全国に分布するほか、広くユーラシアの温帯域から南は東南アジア、バリ島(インドネシア)辺りまで分布する。
    • 北アメリカ大陸、オーストラリアなどにも放鳥されたものが繁殖している。
  • 種子や穀物を主食とするため、かつて日本では稲作に被害を与えるとして、害鳥の代表のように扱われていた。
    • 昆虫を食べるため益鳥とされるツバメとは対照的である。
    • 収穫直前のイネがスズメの群れについばまれ、大きな被害を受けることがある。
  • 市街地から山間部の集落まで、人が住んでいる所には必ずといっていいほど、スズメの姿を見ることができる。
    • 人のいない場所では見かけることはない。
  • スズメはたくさんの昔話にも登場する。
    • 宇治拾遺物語」にも取り上げられている「舌切雀」の話は有名。
  • 参考:エンカルタ2007
関連
  • スズメ、20年で6割減少か 都市部での子育て難しく (asahi.com 2011/11/16)
相模原市立博物館(神奈川県相模原市中央区)

2011/11/27
2012.01.02

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